エンシェントワンの強さとは?ドクター・ストレンジの魔術師について紹介

絶命したエンシェントワンですが、死後スピリチュアルボディーで何度か登場することがあります。原作では地獄に落ちた際に他のヴィランと出会い共にドクターストレンジと再会する場面があります。

そこで、彼は見事、かつての師を倒してしまうくらいの力を得て、現代最強となりました。

エンシェントワンについて原作と映画での違いとは?

最初にもご説明しましたが、この「ドクタ-ストレンジ」は原作と映画があるのですが、映画のみや原作のみご覧になった方も多いのではないでしょうか?実はエンシェントワンの設定の違いが多々あるので、何点か説明していきます。その中で原作のみの方はぜひ興味をお持ちになってTUTAYAなどに足を運んで頂ければと思います。

原作ではエンシェントワンはチベット人の男性として描かれている

驚くことに、エンシェントワンは映画ではケルト人の女性なのですが、原作ではひげを生やし杖を突いてあるく老人のチベット人男性として描かれています。この違いには実は深い意味が込められているのですが、後々紹介します。

原作では、性格も少し異なり周りに対してギャグを言ったり皮肉めいた事を口にしたりと映画を見た方は少し違和感を感じます。

原作と映画ではエンシェントワンの亡くなり方が違う!

映画では元弟子との戦いで命を落としたエンシェントワンですが、原作では高次元の神シュマゴラスが地球への侵攻の際に、道連れで死亡したという結末になっており戦う相手も亡くなるまでの経緯も映画と大きく違っています。

原作とストーリーが違うことから、本編の「アベンジャーズ」とどう繋げるんだという意見が多数見受けられました。そこは、天下のマーベル何の違和感もなく「インフィニティーウォー」のストーリーが掴むことができます。

映画でのメインヴィラン「カエシリウス」との関係

先ほども少しご紹介したのですが、彼とはもともと師弟関係だった。

ですが、最愛の家族を時の闇の魔術を用いて家族を蘇生することを考えていた彼は闇の魔術の使用を禁止するにもかかわらず自らは使用している彼女に嫌悪感を抱き数人の仲間と共に離反しました。

エンシェントワンの魔術道具「アガモットの眼」の設定

初代の魔術師が作った目を象った首飾りで、中には高エネルギーを蓄えたインフィニティーストーンが収められており、時間そのものを自分の思うとおりに操ることができ、使用時には独特な魔方陣が浮かびだし緑の光を放っている。

このインフィニティーストーンは「エンドゲーム」でも出てくるので押さえておきたいアイテムです。

また、使用自体がかなり難しく彼女の本をすべて読み込み理解しなければならないほど高度な道具なのです。

映画に登場した「カリオストロの書」は原作では存在していない

映画では、書庫から持ち去られたことで登場している「カリオストロの書」はストレンジ達が用いている時間魔術やカエシリウスのようにダークディメンジョンから闇の魔力を得るための方法が記された本ですが、原作にはない本です。

なので、映画では要所要所で需要な役割を果たしましたが、映画のみのオリジナル設定です。

映画の評判。見どころは?

やはり「マーベル」作品ということもあり、観客の評価が期待されてしまうが実際本作のどうだったのか?今までの作品とは少し異なり、肉体のぶつかり合いでなく魔術を使った戦闘ということもありかなり大きく意見が割れているので、詳しく説明します。

本作の良い点・悪い点

全体の評価としては高く、最新技術を用いたバトルシーンや3Dの美しさがとても評価が高く「エンドゲーム」の伏線となることから見た方は多いようです。

しかし、ありきたりなヒーロー誕生話であったり、エンシェントワンがすぐに倒されてしまったりと尺の関係上話が急展開しすぎたことに不満を持っている方も多い様子だった。

本作の見どころ!

かなり評判が分かれているが、実際のところかなり見どころが多く一度視聴しただけでは追いきれないくらいです。

例えば、ディズニーの「アラジン」に出てくる絨毯のような魔法のマントかわいい動きや「アベンジャーズ・インフィニティーウォー」でサノスが手にしたインフィニティー・ストーンが出て来たり、ラストのボスの倒し方の斬新さなど中々に見どころがたくさんあるので、原作のみの方にはぜひ見ていただきたいものです。

マーベルには同会社でのリスペクトが他作品でもオマージュした形で出てくることが頻繁にあるので、視聴中に探してみるのも良いかもしれないです。

本作のツッコミどころ!

評判が高い作品だが実はよくよく見ると少しおかしな所もあります。

冒頭の手術シーンでは、手を洗った後にマスクをしたが現実では逆である。せっかく手を洗ったのにマスクを触ってしまっては本末転倒だからです。また、時計のゼンマイが狂わないためのワインディングマシーンに収納してある時計の角度が水平であったりとフィクションでよく見られる誤表現が少し見受けられました。

映画『ドクター・ストレンジ』でエンシェントワンを演じたのは?

前章で原作との違いについてお話致しましたが、エンドロールで一体誰なんだろうと探した方も多いと思いますが、ではなぜ映画では女優の方が起用されたのかその経緯や演者の方の詳細に疑問を持った方も多いと思うのでご紹介したいと思います。

NEXT エンシェントワンを演じたのはティルダ・スウィントン