お坊さんの修行法
現代でも身近なお坊さん達も神様と繋がる力をつけるために日々修行を行われていらっしゃいます。彼らの修行はまず師匠となる方を見つけるところから始まるのです。
その後、師匠の下で出家の儀式を行い、髪を剃り法衣を頂きます。そして、師匠が本部へ連絡し、認可されれば、僧侶としての修行が開始されます。
その修行内容は宗派により様々ですが、加行と言い精神統一しながら町に出たり過酷な修行を通して、悟りを開くために修行を行っているようです。
どちらの方法も精神や肉体を鍛えるために行う方法であるため、忍耐や努力が必要としており、生半可な気持ちではやり通せない修行です。
どうしても神通力を手に入れたいという方は、本腰入れて取り組む必要があるため、今後の人生を大きく左右する決断が必要となるかもしれません。
りんぴょうとうしゃと宗教の関係
日本は信仰が自由な国であり、様々な宗教に関わる方々が生活しています。宗教によっては、やってはいけないとされているような禁忌事項もあります。
信仰している神様が嫌う事や、大切とする物の違いにより、そういった宗教での決まり事が決められています。
そういった1つ1つの決まり事を守らなければ神様から守ってもらう事はかないません。自身の宗教を大切にしていく事も護身術の1つです。
りんぴょうとうしゃは宗教に関わる行為なのでしょうか。西洋でもおまじないとして利用されていたため、りんぴょうとうしゃは様々な国や宗教を跨いで使用されているのです。
正当な作法ではない?
りんぴょうとうしゃが日本へ伝わってきた際、仏教などのように正式に伝来してきたわけではなく、道教などと合わせて使用されるようになり、日本独自の作法で現代にも受け継がれています。
他にも西洋に伝わったり、中国から海を越えて世界各国で使われている方法です。そのため全ての宗教で、取り入れられている部分という事もあり、様々な宗教から幅広く使われている護身法です。
日蓮宗の祈祷で使う?
特定の宗教に関係は薄いとされていますが、宗教に登場しないわけではありません。りんぴょうとうしゃは日蓮宗の秘伝書のような書物に、詳しいやり方が記載されています。
その中には九字切りのように空を切る行為が記載されていますが、唱える呪文は妙法蓮華序品第一。りんぴょうとうしゃとは違う呪文を唱える記載となっています。
真言宗でも使用されている
真言宗でも九字切りの方法が使用されていますが、少し従来のりんぴょうとうしゃと呪文が異なっています。
真言宗での呪文は裂の一字に違う文字を使用し、意味も少し異なっています。それぞれの宗教で教えられている方法では、宗教の信仰が関係するため、自身の宗教にあった方法で行いましょう。
りんぴょうとうしゃが出てくる映画やアニメは?
現代では自身で使用するよりも、アニメなどでりんぴょうとうしゃを知っている方の方が多いかと思います。
こちらではりんぴょうとうしゃを使用しているアニメについて、それぞれご紹介させていただきたいと思います。
実際にりんぴょうとうしゃがどのようなものなのかを知るにも、アニメで見る手段があるため、是非ご興味ある方はアニメなどで見てみてください。
アニメ「孔雀王」
宗教に関するアニメの先駆けとなったアニメにも、りんぴょうとうしゃは登場します。
シリーズものとなっており、作品の数もとても多いアニメですが、このアニメの主人公が除霊をする際に、りんぴょうとうしゃで除霊しています。
映画では、実写化もされており主人公の俳優さんにより、りんぴょうとうしゃの九字切りが何度も映されていました。