世界に目を向けるとヤコブの井戸が可愛く見えるほどの危険水域は数多く存在することが分かりましたが、日本でもダイビング事故が発生している事態はあります。
地底湖ダイビング事故①岡山地底湖行方不明事件
ヤコブの井戸とまでは行きませんが、危険で人の出入りを硬く制限するスポットは国内でも存在します。それが広島東部から岡山にかけて伸びる日咩坂鐘乳穴とよばれる地底湖です。
本湖底を舞台に発生した事態は、大学サークルに所属する団体が潜り、一人の男性がそのまま姿を消して今なお消息を絶っているという物です。捜索が行われたにも関わらずその人物の姿は見つかりません。
事件の真相に迫ると不可解な事態が多数見受けられ、何も事件は地底湖言だから発生したとは断言できない事件要素が浮き彫りになり話題を呼びましたが、実際に人一人亡くなっている危険なスポットです。
地底湖ダイビング事故②奥多摩鍾乳洞で遺体発見
東京都の奥多摩に構える湖底でも歴代の中で行方不明になった遺体が見つかるという凄惨な事件が発生しています。見つかったのは25年前に潜ったとされる上智大学の男子大学生。
外傷はなくダイビングスーツと酸素ボンベを背負った姿で見つかりました。その場所は水深23メートルという決して深くもない深度となりますが、聖穴と神々しい名を持ち現在もなお恐れられています。
なぜこのような姿に?ヤコブの井戸の由縁
危険といわれるヤコブの井戸ですが、なぜここまで危険な作りになってしまったのでしょうか。そこには自然の不思議な魅力が詰まっています。この複雑な作りになった理由がヤコブの井戸内を流れる水流。
実は地下水が湧き出ているために、このような複雑な形が作られたのです。ヤコブの井戸内の成分は石灰岩が主な主成分で構成されているので、その湧き出る水流により削れこの形になったのです。
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開発計画がとん挫したヤコブの井戸?
大変に危険な水域で死を招く可能性もあるヤコブの井戸の正体について触れてきましたが、何とそんな危険水域も観光名所と化していることもあり開発計画も当初はあったといわれています。
ヤコブの井戸を巻き込む形で周辺を開発しより盛り上げるようにしたかったようです。しかし、原因は不明ですが結局手つかずのまま現状に落ち着いており、美しいまま今なお存在しています。
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ヤコブの井戸は危険だけれど美しい観光スポット!
美しい天然プールとして多くの人を魅了する名地。一方で危険な顔も持ち合わせる両極性でさらに多くの人の心を掴んで止まない観光スポットと化しています。ぜひ興味のある人は足を運んでみてください。