立島夕子の作品は怖い?作品「わたしはもうお嫁にいけません」の真相に迫る

立島夕子は日本の画家で人形作家です。「わたしはもうお嫁にいけません」という作品がネット上で検索してはいけないと話題になり、現在でも「検索してはいけない言葉」になっています。この記事は立島夕子の略歴や統合失調症説に加え、立島夕子の作品やSNS情報まで紹介します。

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1986年生まれ。2児の母。

立島夕子とは?画家で人形作家!

立島夕子という画家について詳しく調べてみました。絵画活動以外に人形作家・パフォーマーとしての顔も持っています。東京で1974年に生まれ 女子美術大学に進学し、絵画学科の版画コースを専攻。卒業後は個展など精力的に開きます。

立島夕子の代表作「わたしはもうお嫁にいけません」はストーカーによる強姦未遂被害の後に制作された作品です。20歳の時に実母が死去したことも重なり精神状態が悪化、境界型人格障害と診断されています。

また彼女の作品には広島の原爆をテーマに最多作品も多く存在します。その理由は立島夕子の幼い頃に周囲に被ばく者がいたこと、小学生の時の広島県出身の担任が見せた被爆者の写真を見て逃げたことによる罪悪感からきていると語っています。

有名な立島夕子の絵「わたしはもうお嫁にいけません」とは?

「わたしはもうお嫁にいけません」の絵をネット上で見たことがある人は多いのではないかと思います。一時期、ネット上では検索してはいけない言葉として有名になりました。この絵は赤を基調にした油絵で、首がとんでもなく長い少女がこちらを見開いた目で見つめています。見る人を不安にさせるこの絵が完成したいきさつを詳しく紹介していきます。

描いた人が自殺したという噂が流れていた!

Alexas_Fotos / Pixabay

あまりの絵の不気味さに、恐怖画像として拡散され精神病の患者が自殺する前に描かれた絵としてネット上に拡散されました。実際そういわれてみると納得できそうなくらい不気味な絵です。見てはいけない、検索してはいけないなどとおどろおどろしく紹介されたら見たくなるのが人間ですよね。

実際は本当の作者は自殺などしてはいなかったのです。この絵は不気味な絵としてまたたく間に有名になり立島夕子の代表作となりました。作者が判明した今でもなお、検索してはいけない絵として語られています。

立島夕子がストーカー被害に合った末の精神状態で描いた絵

OliverKepka / Pixabay

この有名な絵は1999年、立島夕子が24歳の年に制作された絵でした。この当時、立島夕子が信頼していた人物から24時間付きまとわれ、精神的に疲労していた時期でもありました。「戦慄!世界の心霊・恐怖画像」という書籍で検索してはいけない言葉特集を組んでいて、立島夕子のこの絵に込められたメッセージを語っています。

現在この書籍は販売されていないため、国立国会図書館を利用するしか見るすべはありません。

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