立島夕子の作品は怖い?作品「わたしはもうお嫁にいけません」の真相に迫る

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立島夕子の「病気説」の真相

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怪絵「わたしはもうお嫁にいけません」の発表後、ネット上では作者が何か心身に病気を抱えているのではないかという噂が出回りました。Twitterのプロフィール欄には心と体の病気が羅列されています。画家は制作中に自身の内面と向き合う時間があまりに長く、病んでしまうことがあるといわれていますが実際はどうなのでしょうか。

ストーカーの恐怖で心臓発作・性暴力の経験から精神を病む

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身近な人物からの執拗な干渉や付きまといによって、立島夕子が精神的に病んでしまうのにそう時間はかかりませんでした。またその人物から強姦未遂の暴力を受け、恐怖により一時的に心臓発作の症状が出ることになり救急車を呼ぶ騒ぎにまで発展し、心身ともに疲弊した彼女は非常に不安定になってしまいます。

立島夕子はリストカットの経験も語っている

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元々家庭環境も健全なものではなかったと語る立島夕子は、自身の家族についてこう語っています。父親は高圧的で支配者のようにふるまい、誰に対しても情が薄かったようです。半面母親に対しては心を開いていたらしく、今でも個展には母親の遺影を飾っているとか。

そんな母親も早くに亡くしてしまった立島夕子は、精神的に不安定な時期が重なりリストカットも経験したと後に語っています。リストカットとはストレスの発散方法としても用いられ、命がけの言葉にならないSOSともいわれています。

立島夕子のホームページ「立島夕子の地下要塞」の絵画

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立島夕子は自身のホームページを立ち上げています。「立島夕子の地下要塞」と題したホームページには彼女の略歴や制作した絵画、人形や写真などが掲載されており個展記録も詳しく書かれています。

立島夕子の絵画①「美里自決」

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少女が泣きながら薬のようなものを飲みこんでいる様子が描かれています。黒や藍色を基調とした背景に横たわる少女。この絵は立島夕子の自殺した友人を描いたものだと言われています。

立島夕子の絵画②「郁枝出棺」

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郁枝出棺は棺に横たわる死人が花に囲まれている様子が描かれています。死人の枕元には手紙が置かれ体はたくさんの花に囲まれています。周りは嘆き悲しむ人々が何人かいますが遠巻きにこちらを見ている人もいます。この絵は人形作家をしていた立島夕子の友人が事故死してしまい、その友人の追悼の為に描かれたと言われています。

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