立島夕子の作品は怖い?作品「わたしはもうお嫁にいけません」の真相に迫る

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ネット上で話題になった絵画の作者ですその素顔はベールに包まれていると思われがちですが、意外にも以前からSNSで作品を発信し続けています。彼女のSNSを紹介していきます。

「立島夕子 Yuko Tatsushima」のアカウント名

PhotoMIX-Company / Pixabay

立島夕子 Yuko TatsushimaのアカウントでTwitterとインスタグラムを使用しています。プロフィール欄には今までの病歴が並び隠すのが面倒くさいと書かれています。現在は個展の宣伝をするために更新しているようです。

立島夕子は政治的な話題のツイートも多い

GDJ / Pixabay

画家、人形作家という紹介の下に反戦・反核兵器と記載されています。幼いころから被爆者が身の回りにいたことからTwitterでも政治的な発言が多くみられ、現在の海外のでもについてもリツイートするなど関心を寄せています。

立島夕子はInstagramで作品の写真を上げている

bodobe / Pixabay

また立島夕子は個展の宣伝だけでなく、下絵や制作途中の段階の新作絵画の一部も投稿しています。インスタグラムでは有名な「わたしはもうお嫁にいけません」も掲載されています。

立島夕子が映画作品に出演していた!

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画家の立島夕子は映画にも出演していたことがわかりました。漫画家の山田花子原作の映画に、主人公役を演じその演技力に対して怪演だと驚きの声が上がりました。

映画「魂のアソコ」で鳥肌実と出演していた!

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この映画では、鳥肌実と共演しヒロイン・ルリ子を演じました。お笑い芸人でありながら俳優として独自のスタイルを貫くことでファンが多い彼ですが、立島夕子の演技が彼を凌駕しているとまで言われてしまいました。登場人物がみんな個性的すぎると言われることも多いこの作品ですが、立島夕子の演技は高評価を得ました。

検索してはいけない絵

KELLEPICS / Pixabay

「わたしはもうお嫁にいけません」は検索してはいけないということで話題になり噂では精神病患者の自殺直前に書かれた絵として有名になりました。しかし実際はデマに過ぎず、作者も健在であることがネット上でも知れ渡ってきました。ネット上で飛び交うウソの情報によって有名になった絵は多数存在しますがその中でも有名な一枚を紹介します。

3回見ると死んでしまう絵

この絵はポーランドの画家ズジスワフ・ベクシンスキーによる作品です。あまりの不気味さに、見たら死ぬとまで言われていました。ベクシンスキーは第二次世界大戦中のポーランドで幼少期を過ごしたため、空爆にあった廃墟で遊ぶ写真などが多く残されています。

1950年ごろから絵画の作品を作り始め、展覧会や個展では彼の作品が飛ぶように売れました。彼の作品には髑髏や死神が多く描かれていますが、ただのホラー絵ではなく独自の世界観がありとても人気なのも頷けます。

怖い絵を描く画家達

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島夕子の制作する絵画や人形は不気味でメッセージ性の強いものが多いですが、彼女以外にも怖い絵を描くと言われている画家たちを紹介していきます。

松井冬子

女優のような美貌を持つ松井冬子は日本画家の女性です。幽霊画、人体を扱った作品を多く輩出しています。なかなかグロテスクな作品が多いですが、東京芸術大学大学院美術研究科の博士の学位を取得するほどの逸材です。学生時代に急に思いたって丸坊主にするなど、美人であるにもかかわらずかなりトリッキーな人物のようです。

月岡芳年

 

鬼才 月岡芳年の世界:浮世絵スペクタクル (コロナ・ブックス)

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月岡 芳年は幕末期から明治前半に活躍した浮世絵師です。残虐な絵が多く、血みどろ絵師と呼ばれていました。写生によって描かれた作品も多く、斬首された生首や戦争後の屍を弟子とともに射精したと伝えられています。

日本画家の陰鬱とした不気味さは背筋にくるものがありますね。立島夕子の作品と松井冬子の作品は世界観が似ているとよく言われますが、またちがった不気味さが存在しているような気がします。

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奥深い立島夕子の作品!立島夕子は世界平和を願う画家でもある

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不気味だとネット上で話題になり、自殺者の絵画とまで言われた彼女の作品は今もネット上で話題になっています。彼女の忌まわしい記憶や言葉にならない心の内を作品にこめているからこそ、見る者の心に訴えるものがあります。

その時々の精神状態によって作風が違う立島夕子の作品は、表面的でない奥深さを感じさせます。ただ不気味なだけでなく彼女の作品には恒久的な世界平和への願いがこめられています。怖いもの見たさや軽い興味本位で見るのではなく、立島夕子の作品をじっくり鑑賞してみてはいかがでしょうか。

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