ファッションデザイナーとしての志が高い、松本与は平成5年に少数人の知人とブランドを立ち上げましたが、意見や方向性が食い違ったため、早期の段階で1人のみとなってしまいました。
それでも衣類・アイテム作りに情熱を注ぎ専念して、1年後には東京コレクションにも参加することができ、徐々にブランドと1人のデザイナー「ato」が頭角を現して、注目を集めていきました。
そうして海外進出も果たし、立体的なフォルムを重視したアイテムの数々は、国内外から支持されて高い評価を得ています。当然ながら国内でも評価されています。
2003年からウィメンズも展開
16年前の平成15年の秋ごろからは、メンズではなく、女性向けのアイテム(衣服)を手掛けてウィメンズも展開しました。
どうしてもメンズデザイナーとして印象があり、男女の感性の違いから難しいことも多々あったようですが、徐々に認められてウィメンズも知られるようになっていきました。
松本与は「INDIVI」のクリエイティブディレクターも務める
12年前の平成19年の秋ごろからは、レディースブランド「INDIVI」のクリエイティブディレクターを、atoのデザイナー松本与が務めることになりました。
世界的な一流ブランドの広告モデルを務める、台湾出身のワールドワイドな俳優「金城武」に関する記事はこちらです。
松本与のファッションへのこだわりとは?
松本与にとってファッションやデザインとは何なのでしょうか?インタビューで口にした内容からこだわりなどを考察いていきます。
松本与にとってデザインとは「日々のリズム」
感覚的な発想から生まれるものではなく、日々机の上と向き合い、毎日思い浮かんだものを書きあげてコンスタントに仕事をしていると述べました。
日々のリズムの波をなるべく平坦にすることが大切だともコメントしていました。