といった偉人たちの名前が、松本与の母方のルーツをたどると次々と出てくるのです。ロスに移住してアクターとして勉強して高校も通い卒業したという「鈴木一真」に関する記事はこちらです。
松本与のブランド「ato(アトウ)」
先ほどは松本与の家族や家系についてクローズアップしていきましたが、ここからは松本与の人生のテーマであり、職業でもあるファッションデザイナーの側面について迫っていきます。
まずは代表ブランドである「ato」を余すことなく解説していきます。
「ato」の由来は松本与の名前から
アルファベット3文字からなる名称の読み方は「あとう」であり、松本与の名前がそのまま由来となっています。
どう読むのか分からなかった方は、このブランド名と共に覚えても良いかもしれません。
「ato」のブランドコンセプトは?
メンズブランドであり、身体を個性の特徴と捉え、パターンにこだわりを持っており、全ての衣類(アイテム)が立体裁断で製造されています。
デザイナーである松本与のデザイン画をもとに、型紙を作り出す担当者、すなわちパタンナーの名前を製品のタグに刻むことも特徴の1つでしょう。
「ato」は国内外から評価が高い
ファッションデザイナーとしての志が高い、松本与は平成5年に少数人の知人とブランドを立ち上げましたが、意見や方向性が食い違ったため、早期の段階で1人のみとなってしまいました。
それでも衣類・アイテム作りに情熱を注ぎ専念して、1年後には東京コレクションにも参加することができ、徐々にブランドと1人のデザイナー「ato」が頭角を現して、注目を集めていきました。
そうして海外進出も果たし、立体的なフォルムを重視したアイテムの数々は、国内外から支持されて高い評価を得ています。当然ながら国内でも評価されています。
2003年からウィメンズも展開
16年前の平成15年の秋ごろからは、メンズではなく、女性向けのアイテム(衣服)を手掛けてウィメンズも展開しました。
どうしてもメンズデザイナーとして印象があり、男女の感性の違いから難しいことも多々あったようですが、徐々に認められてウィメンズも知られるようになっていきました。
松本与は「INDIVI」のクリエイティブディレクターも務める
12年前の平成19年の秋ごろからは、レディースブランド「INDIVI」のクリエイティブディレクターを、atoのデザイナー松本与が務めることになりました。
世界的な一流ブランドの広告モデルを務める、台湾出身のワールドワイドな俳優「金城武」に関する記事はこちらです。
松本与のファッションへのこだわりとは?
松本与にとってファッションやデザインとは何なのでしょうか?インタビューで口にした内容からこだわりなどを考察いていきます。
松本与にとってデザインとは「日々のリズム」
感覚的な発想から生まれるものではなく、日々机の上と向き合い、毎日思い浮かんだものを書きあげてコンスタントに仕事をしていると述べました。
日々のリズムの波をなるべく平坦にすることが大切だともコメントしていました。
松本与はイメージブックを作りデザインへ昇華させる
松本与は机の上に描いたイメージブックを作ってからデザインへ昇華させる、といった流れで数々の服を生み出してきました。
松本与にとってイメージブックは重要なツールになります。
井川遥もブランドを手掛けている!
実は内縁関係の妻である井川遥もブランドを手掛けているのです。女優のイメージが強いだけに知らなかった方も少なくないでしょう。
こちらでその気になるブランドもご紹介します。
2017年に「Herato」「loin」を発表
デビューしたのは2年前の平成29年の秋ごろなので、非常に最新のブランドになります。デビュー当初は三越伊勢丹限定で販売されていました。一部店舗ではトークショーなども開催されました。
自身がディレクションを務めて、生地選びはもちろんですが仮縫いやフィッティングモデルまでもを担当しました。
デザイナーが本職である夫の松本与から、制作過程の中でアドバイスを受けたこともあったようです。
「Herato」の服には「ato」が刻まれている!?
ヘルトには「ato」のアルファベット3文字が刻まれていますが、この名称にした由来は、「物作りをする上で(松本与)に背中を押してもらえるような気がした」ためだそうです。
この何気ないブランド名からも2人が信頼し合っており、良い関係性の夫婦だということが伺えますね。
松本与は人気のファッションデザイナー!
今回は井川遥の旦那であり、2児の父親のファッションデザイナー「松本与」についてご紹介していきました。
家系も代々、大物な実業家や偉人が多く自身も奥さんも名声高い人物であり、世間から注目されています。自社ブランドる「ato」は日本だけではなく、海外からも支持や評価を得ております。
今後も世界クラスのデザイナーとして、また将来が期待される2児の父親として、日々邁進してほしいものです。今後も松本与からは目が離せません!