夏目漱石の脳はアインシュタインよりも重い?
雑学としてよく多くの人に思われる、脳みそが重い、大きいと頭も良くなっているというのは嘘であります。かの昔から有名で才能のあるアインシュタインでさえ1230gであるにもかかわらず彼の脳は1425gなのです。
『漱石の脳』に夏目漱石の脳について詳しく書かれている
夏目漱石ほどの偉大な人物となると、流石本になる程であって、実にかれの雑学は詳しく述べられています。
死者になった今でも尊い存在である彼の一部について知りたい方は、是非一度読んでみてはいかがでしょうか。
夏目漱石の脳が東大にある理由とは?
それではなぜ夏目漱石の保存された脳みそは東大に寄贈されたのでしょう。同じレベルである京都大学に寄贈するのも良かったはずです。
ここでは東大に寄贈しなければいけなかった理由を言及していきます。
夏目漱石の妻である鏡子の希望で解剖され東大に寄贈
そもそも彼の死後、解剖を求めたのはつまである鏡子によるもので、死因がはっきりしないためこの道に至ったとされています。
そして解剖した人もその後の処理をするのに困ったのでしょう、夏目漱石が東大の卒業であったり、解剖医がホルマリンとして長持ちさせるために、そして趣味でもあらかのように寄贈させたとされています。
愛娘・雛子の突然死が関係している?
漱石がなくなる5年ほど前に、彼らの娘が原因がわからず亡くなった事件があったそうです。それにより嘆き悲しみ何も手を施さず離れ離れになってしまった彼らの娘の後悔と同じことにならぬよう、と言った事も考えられます。
寄贈の際には夏目漱石の脳だけではなく胃も寄贈された
もちろん解剖されたのは体全体になるので脳を調べただけではありません。解剖医により彼の胃も取り除かれ、今も部屋で保存されています。
東大にはさまざまな人物の脳が保存されている
そして驚くべきことは、夏目漱石だけではなく他の人々の脳も保存されているようです。このことからまさに解剖医やその大学ではホルマリンがすきだった人がいたのかもしれませんね。
夏目漱石の他にも脳を保存されている人物がいる?
大学ではホルマリンが有名となっていることがあるようですが、まさにその通りで、彼だけではなく有名な人々の一部も保管されていました。その他に関する記事はこちら