アジア人に多い目の色は、黒やこげ茶です。黒い眼の色は母体数が少ないため、アジア地域でもごくまれです。そのため、アジアのほとんどの人が濃いこげ茶色の目をしています。ただ、真っ黒でなくても黒っぽい目のことも「黒眼」と呼ぶので、本当の漆黒でなくても「黒い目」として扱われることが多いようです。
アメリカ人に多い目の色は?
アメリカ人は、アジア人同様深い茶色の目が多いです。黒に近いブラウンで、深みのある色合いをしています。アメリカ人はブルーの瞳という印象が強いですが、ブルーの目は実際は世界に8%しかいません。意外にもアメリカ人では、ブルーの目をした人はかなり少ないのです。
ヨーロッパ人に多い目の色は?
ヘーゼルやブルーなど色素が薄い色の目をした人が多いのが、ヨーロッパ人の特徴です。一概にヨーロッパ人にどの色の目が多いとは断言できませんが、こげ茶など濃い色よりは、薄くて鮮やかな目の色をした人が多いでしょう。色素が薄い目の色をした人が多いヨーロッパ人ですが、緑の目の色はレアケースです。一般的な西欧人の目の色は、日本人と同じように深い茶色が多いです。
中東に多い目の色は?
中東には、ブルーやグリーン、グレーなど比較的珍しい目の色をした人が多いです。それと同時に、日本やアジア地域のようにこげ茶色の目の色の人も多いです。中東は目の色にばらつきが出やすい地域です。グリーンは数ある目の色の中でも非常に人気が高い色なので、中東のグリーンの目をしたエキゾチックな女性に憧れる日本人女性は多いでしょう。
珍しい目の色6選
珍しい目の色は全部で6種類あり、その中でも特に珍しいとされているのはアンバーです。アンバーは琥珀色を指していて、人口の約5%しかいません。他にも、珍しい目の色はたくさんあるので、以下で紹介します!
①アンバー
神秘的な「琥珀色」を意味するアンバーは、とても珍しい目の色です。世界人口で見てもアンバーの目をしている人はかなり少ないです。そのため、希少価値がある眼の色といえるでしょう。とはいえ、ヨーロッパ地方にはアンバーの眼の色の人が多数存在します。また、日本国内でも九州にはアンバーの眼を持った人が一定数いるようです。
②ヘーゼル
珍しい目の色として知られているヘーゼルは、茶色ベースでかすかに緑が混ざったような色合いです。日本国内では、東北など寒い地域にヘーゼルの目を持った人が存在します。また、ヘーゼル色の目は白人にも多いです。消えてしまいそうな儚さを纏った色素の薄いヘーゼルは、紫外線吸収率が少ない地域に住んでいる人によく見られます。
③ブルー
ブルーの目は、ワールドワイドな視点から見ても、かなり珍しい目の色です。ブルーといっても、海のように深い青ではなく、鮮やかで晴天の空のような澄んだ青を指します。ブルーの目は、基本的に色素の異常によって発生するものです。日本人でもブルーの目をした人はいますが、かなり稀なので日本国内のブルーの目の人の割合はかなり低いと考えましょう。
④グレー
カラーコンタクトでもラインナップされているグレーは、人気の目の色でもあり、そうそう見かけない目の色です。グレーの目は、かなり色味を感じにくい色合いです。ブラウンの目にもグレーみがかったものがありますが、正式なグレーの目はもっと色素が薄く、透き通るような色です。そのため、街中でグレーの目の色を見つけた時はラッキーです。
⑤グリーン
ミステリアスな緑色の目は、珍しい目の色です。日本国内外問わず、緑色の目を持った人はそうそういません。俳優のダニエル・ラドクリフさんなどが緑色の目をしていて、彼の人気の秘訣である神秘的な雰囲気はその目の色も影響していると思われます。
エメラルドのようなツヤがある色合いの緑色の目を持つ人は日本国内にも存在しますが、かなり少ない割合でしょう。しかし、グリーンの目の色の人は、太陽の光に弱いといわれています。
⑥オッドアイ
オッドアイは虹彩上昇が原因で発生するもので、珍しい目の色として知られています。
オッドアイは、後天的には発生しません。日本国内でもオッドアイの発生率はかなり低く、オッドアイを持った日本人は0.0001%程度しかいないそうです。女優の奥菜恵さんがオッドアイで有名です。
自分の目の色の確かめ方は?
自分の目の色を確かめるには、太陽光が入らない環境を用意することが大切です。太陽光が入らない部屋で、鏡をよく見ましょう。光を浴びていない環境で目が茶色く見えれば、茶色寄りの目といえるでしょう。逆に、黒味が強ければ、黒寄りの目の色となります。
また、先述した通り、ブラック系統の目の色の人でも真っ黒な目をした人はほとんどいません。黒目であったとしても、大体の人がこげ茶であるケースが多いです。
瞳が明るいか暗いかで、自分に似合うメイクや髪色も異なります。自分はブラウン寄りの目の色なのか、もしくはブラック寄りの目の色なのかを把握したら、自分に似合うアイメイクを分析してみましょう。
珍しい目の色まとめ
珍しい目の色は、全部で6種類あります。そして、本当に真っ黒な目の人はかなり希少です。自分の目の色をまじまじと見る機会はそうそうないですが、実際に太陽光を遮って目の色を確かめると、新たな発見があるかもしれません。
たかが目の色と思いますが、自分の目の色を知ることは非常に興味深いことです。また、自分に似合う色やファッションが分かる為、自分の強みを活かすことにも繋がります。
アピールポイントにもなる、自分の目の色。自分の目が何色に当てはまるのか、自分なりに分析すると楽しいかもしれませんね。