深海の奇妙な透明魚デメニギス!水族館にいる?生態や特徴をまとめて紹介!

デメニギスはクダクラゲや小魚を食べて生活しているようです。あまり活発に動き回る魚ではないからなのか、ふわふわ漂う発光体のクラゲを補食の対象としているのでしょうか。研究によると消化器官は飲み込むことに適している内臓だそうです。

餌を横取りすることがある

ゆったり泳ぐイメージのデメニギスが餌を横取りするなんで驚きですね。クダクラゲなど、他の生物が捕食した獲物を横取りする可能性が高いことが研究でわかっています。捕食する時以外は活発に遊泳することがあまりない魚なのですが、過酷な深海で生き抜くためにそのような行動を起こすのでしょうか。

デメニギスの生息地、分布について

実は日本でも発見されていた

東北地方の太平洋岸、そして北太平洋の亜寒帯海域から温帯海域に広く分布しています。水深は400m〜800mの深い海で暮らしているんです。日本でも定置網にひっかかり、たまに引き上げられることもあるそうです。

デメニギスはいつ頃に発見されたのか

実は昔に一度見つかっていた

初めてデメニギスが見つかったのは1939年のこと。2004年には泳ぐ姿が観察されました。その時にデメニギスは透明なドームの形をした頭を持つ魚ということもわかったんです。それまで見つかった時は、頭部が損傷していてわからなかったそうです。実際泳いでいる姿は2009年に発表されました。

不思議なオーラを放ちながら泳ぐ姿

透明な頭部と緑色の目を光らせて、暗い海の中を泳ぐ姿には目を奪われてしまいますね。口をぱくぱくさせながら泳いでいる姿を見るとかわいく思えてくるのはなぜなのでしょうか。映像でも、透明な頭とその中で緑色に光るふたつの目が映っているのがわかりますね。

デメニギスは一体どのように泳ぐのか

胸にあるひれを動かして泳いでいることがわかります。危険を察知したデメニギスがとても早い動きを見せることが動画でもわかります。何かに気付いて逃げる姿がカメラに捉えられていますね。デメニギスは、危険を察知する能力や大切な目を守るために進化した姿も含めて、生命力がかなりあるといえるのはないでしょうか。

デメニギスは食べることが出来る?

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