人気ロッド「ガルプスティック」のインプレ|コスパ最強のロッドはどんなロッドか

ガルプスティックはその値段やコンパクトさゆえ、いざ商品が届き開封した時に「オモチャ感」を感じてしまう人が多いです。(ポップなデザインやカラーもオモチャ感に一役かってます)そして見た目のオモチャ感から「所詮は安物だな……」と油断させておいてからの「思った以上にしっかりしてる!」という逆襲劇がお得意。

初心者にもすすめられるロッドですので、曲がりやしなり、剛性感はもちろん、伝わりやすさも大事。一番最初に使ったロッドで魚と一対一で真剣勝負する手ごたえが感じられなければ、釣りに誘った人も誘われた人も不幸なのです。

「思った以上にしっかりしてる!」と評価を受けるガルプスティックですが、その振出し式コンパクトロッドという形状から、持ち重りしやすいという難点が。構成を工夫しても100%解消できるとは限らない振出し式コンパクトロッド特有の問題かあります。

ガルプスティックでシーバスを狙う

コンパクトロッドとしてシーバス釣りに名乗りをあげるガルプスティック。とはいえ、あくまで振出し式のコンパクトロッドなので、適した環境が限られてきます。806MLであれば、堤防や漁港で活躍できるのですが、706Lですと河川や橋脚の下など、狭いフィールドと活躍の場がより限定的に。

装着できるルアーの重量からも、狙えるシーバスのサイズも限られるます。値段や見た目以上にガルプスティックがしっかりと作られてるとはいえ、無茶はできない感じです。

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