リールでラインを巻いている部品がスプールです。ラインを巻く事の技術は日進月歩でして、釣具メーカーは毎日、製作・改善している相当大切なパーツです。普通に、強く軽く腐食性・磨耗性に優れた材質がスプールに適しており、各社、諸々な材質を採りいれているようです
大口径スプール
大口径のスプールを使用する事で、ラインの巻取直径が大きくなるため、ラインに癖が付きにくいため、大きく幅広くラインを巻く事ができます。それにより段差が少なくなり、ライン放出時の抵抗を減らす事もできます。これは軽いルアーを遠くに飛ばす時に役立ち、投げ釣り用の大型遠投スピニングでもこの形が多々あるようです
標準スプール
デフォルトスプールは、底浅と比べると太いラインを大量に巻ける強みがあります。糸が多く巻けるため、リール概要の大きさを小さくでき、小さいリールでかつ糸巻き量とラインの太さを両立できます。ウキ釣り用のリールや、投げ釣り用等のリール、どのようなものでも利用し易いリールになります
スピニングリールおすすめの糸巻量
糸巻量とは?
リールには各々の大きさで適正な糸巻量というものが影響しています。表記よりも細い糸を巻く時は適当な糸で、嵩上げすることでちょうどいい糸巻き量となります。その嵩上げの事を下巻きと呼びます。この下巻きが厄介で、主に巻く糸の太さと長さを加味して、経験と勘で下巻きを巻く不可欠があります
糸巻量の計算方法
ルアーバンクというWebページをご存知ですか?そのWebページの中のメニューの中に糸巻き量と下巻量の計算ツールがあります。このツールを使えば手軽にに糸巻量を計算してくれるので、糸巻きの挫折が減ります
スピニングリールおすすめのギヤ比
ギヤ比とは
取っ手側に付いているギヤとラインスプール側に付いているギヤの比の事です。この比が異なると、リール取っ手を1回転したケースの巻き取り量も移ろいます。リール取っ手1回転でラインスプールが9回まわれば、ギヤ比1:9と呼びます。これはかなりのハイギヤで、1回転で102センチも巻き取る事ができます