ハンモック泊ってどうなの?
ハンモック泊のイメージ
皆さんの持つイメージで多いのは、室内や庭に設置したハンモックでくつろいでいる風景かとおもいます。西洋でも、以前はどこかに設置してあるもので、丈夫だけれども重量があり、キャンプに持ち歩くというものではありませんでした。それが、1990年代終盤になって、変わってきました。
実際のハンモック泊
1990年代、アメリカやヨーロッパでキャンプ用のハンモックが多く販売され始めました。それまでのハンモックと異なる点は、設置が簡単にできることと、総重量が軽いというもの。軽くて丈夫な材料を使ったハンモックがどんどんと開発され、テントよりも持ち歩きやすいものになってきたのです。今では、ソロキャンプはハンモック泊に限る、と、日本でも徐々に愛好家が増えています。
ハンモック泊のメリット
テントに比べて軽い
ハンモック泊に必要なものはハンモック本体、木とつなぐベルトとカラビナ、タープや荷物のためのシートのみとなります。冬場は防寒マットや分厚い寝袋も必要となりますが、それはテント泊でも同じことですね。
設置が楽
木にベルトを巻いて、ハンモックのカラビナに引っ掛けるだけ。キャンプポイントに到着したら、早く遊んだりゴロゴロしたりしたいものです。慣れれば数分で横になれるスペースが確保できるのがありがたいです。設置方法については、後ほど詳しくご説明します。
地面の状態に左右されない
宙に浮いているので当たり前なのですが、たとえ地面が濡れていたり雪が積もっていたり、または石がごろごろしていても、問題なくくつろぐことができます。テントだと必要になる断熱マットやシートが不要になるため、軽装でのキャンプが可能となります。
上下に風が通るので涼しい
夏場は重視したいポイント。空気が通るだけでこんなにも快適になるのかと驚きます。横になりながらでも、たとえ寝ている間でも、肌に季節を感じられるのがいいですね。夏の朝、風に包まれて目が覚める瞬間が気持ちいいです。