初心者から上級者まで楽しめる防波堤釣り! 

メバリング

メバリングとは、メバルをワーム(ソフトルアー)やプラグ(ハードルアー)などのルアーを用いて釣る方法です。一般的なルアーでも釣ることは可能ですが、やはり専用のタックルを使うとたくさん釣れます。メバリングという言葉があることからも、メバルが釣り人に人気があることが分かります。

メバリング以外にも、沈み根の影や穴をねらっていく探り釣りと言われる方法も有効です。一旦オモリの付いた胴付き仕掛けを底まで落としてから、少しずつ上を探りながらアタリの出る場所を調べていきます。いくら根魚と言われる魚でも、いつも同じ場所にいるわけではありませんので、餌を撒きながら魚を探すことが必要です。

メバルは朝に釣れる?夜に釣れる?

メバルが釣れる時間帯は、釣り用語で朝夕マヅメと呼ばれる、夜明け前や日没前後の薄らぼけている時間帯がチャンスです。朝夕マヅメの時間は決まっているわけではなく、朝は5時から7時くらいの2時間程度、夕方は季節によってかなり違い、30分程度の時もありますので注意が必要です。

メバルは夜の月明りや街灯の光でできた明暗の境目に集まっていることもあります。漁港にある常夜灯周辺には、光に集まる習性のあるプランクトンや小魚が集まるので、それをメバルが捕食しに来るのです。日中は基本的にあまり釣れない傾向にありますが、陰になっているような船の下や波止際でも釣れることがあります。

防波堤釣りで釣れる魚②:クロダイ

警戒心が強く、神経質ないぶし銀

クロダイの体色はいぶし銀に輝き、背中やヒレは黒灰色、エラブタの上部に黒斑があるのが特徴です。北海道北部と沖縄を除く、日本全国各地の沿岸に生息しています。西日本ではチヌの名前で親しまれていて、特に大阪湾は「茅渟(チヌ)の海」と呼ばれるほどクロダイが多く生息します。

クロダイが釣れる時期はだいたい3月から11月ですが、暑い夏の時期を除く4、5月と9、10月がよく釣れます。餌に食らいついてからの引きが強く、ゲーム性が高いことから、上級者にも人気のターゲットです。警戒心が強いので、水が濁っている時に餌を捕食しに、穴から出てくると言われています。

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