サゴシ釣りは釣り初心者でも狙いやすい分、時間帯や穴場によって場所取りの競争率が激しく、平日なら朝まずめ・夕まずめ直前後に釣りを始めても場所の確保ができますが、休日はうまくいかないことがあります。そうならないために事前準備はしっかり行いましょう!なお、朝まずめについて気になる方はこちらの記事を参考にしてみてくださいね。
Contents
誰でも釣れる!サゴシの釣り方:タックル編
サゴシ釣りオススメタックル:エギングタックル
釣り初心者の場合、サゴシ釣りに限らずどんなタックルを使えばいいのか分からないことが多いはずです。そう悩んだときはサゴシに限らず、他の魚やイカなどにも対応できる万能タックルのエギングタックルがオススメです。
サゴシ釣りオススメタックル:LSJ(ライトショアジギング)
釣りに少し慣れてきて本格的にサゴシ釣りに挑みたい・・・・・・と考える人には小型青魚にターゲットを絞り込めるLSJ(ライトショアジギング)。このタックルは回遊魚狙いのタックルであるため、サゴシを絶対釣る!と決めたらこれでサゴシ釣りに挑みましょう!
誰でも釣れる!サゴシの釣り方:仕掛け編
サゴシ釣りのオススメルアーはメタルジグ!
サゴシは回遊魚ですのでルアーも小魚に似たシルエットを選びましょう。そこでオススメなのがウェイトが20グラムほどのメタルジグ。カラーも小魚に似たシルバー系やグリーンゴールドにしましょう。この2つの条件がクリアされていれば安いメタルジグでも大丈夫です。
キビナゴでサゴシを釣ろう!
サゴシは小魚を食べる肉食魚ですのでゴカイやイソメでは釣れません。ですので餌はキビナゴにしましょう。釣具店やスーパーで安価で購入できるので財布にやさしい餌です!キビナゴの目から背中にかけて針を背中に通せば餌が外れなくなります。
サゴシの鋭い歯はワイヤーすら食いちぎる!
写真でも分かるようにサゴシは成長後のサワラと同じように鋭い歯をしています。ですので普通の青物用のワイヤーでは食いちぎられることもあります。使うワイヤーは同じ鋭い歯を持つ太刀魚用のワイヤーを使いましょう。ワイヤーが痛んだら交換も忘れずに!
誰でも釣れる!サゴシの釣り方:実践編
ここまではサゴシ釣りの準備を紹介してきました。いよいよサゴシ釣りをしましょう!そのためにはサゴシの特性に合わせたアクションをしましょう。コツを掴めればサゴシは面白いように釣れます!
ナブラ打ちはサゴシ釣りの基本
フィッシュイーターのサゴシはナブラが発生すればいる可能性が高いです。そこでナブラ打ちでサゴシを狙いましょう!大規模なナブラの場合は、ただ巻きで簡単に釣ることができます。ナブラが小規模のときは、大きくなるまで待ちましょう。
仕掛けをサゴシにアピールしよう!
大規模なナブラが発生したもののベイトが多すぎるとサゴシが釣りにくい事があります。そんなときは餌をサゴシにアピールしましょう。その方法は簡単!餌を少し沈めるかベイトの群れの少しハズレに投げればよく釣れるようになります。
釣ったサゴシの臭いをとる血抜きと締め方
釣ったサゴシはすぐに処理
サゴシは痛みやすい魚なので釣った直後に処理しなければ臭いがきつくなっていきます。処理は締め→血抜き→洗い→保存の4工程ですが、簡単な上に時間は10分程度と余りかかりません。なので面倒くさがらずに処理しましょう。
サゴシの締めと血抜きは同時に
サゴシを釣ったらまずエラのところから背骨にかけてナイフやキッチンバサミで切断しましょう。そして海水入りのバケツに締めたサゴシを入れてしっかり血抜きをしましょう!血抜きの時間は10分前後です。
血抜き後はサゴシを洗おう
サゴシの血抜き後はまずは表面のヌメリを海水で洗い流しましょう。そして頭を切断後に内臓を掻き出し、お腹の中も綺麗に洗い出せば完了です。内臓を取るときはエラの付け根から出せば楽なのでオススメです。
処理したサゴシを保存しよう
処理が終わったサゴシはタオルなどで水気を取った後に氷水を入れたよく冷えたクーラーボックスに入れて保存しましょう。その際にサゴシを厚手のビニールで包み、氷に直接当たらないように気をつけてください。
アニサキスに注意!
サゴシの内臓にはアニサキスがいる可能性が高いです。サゴシが死んだ後にアニサキスは内臓から身に移るため、サゴシを生で食べるとき以外でもこの下処理は絶対に忘れないように気をつけてください!
釣っても食べても美味しい魚、それがサゴシ
サゴシはサバ科の魚だけあり、高い栄養価で有名ですが、臭いがきついことでも有名です。しかし、それと同時に釣りのシーズンでは人気の高く、とても美味しい白身魚です。締め方や血抜きなどの下処理をしっかりすれば、釣っても料理して食べても良い魚なので釣りを始めようと思っている人はまず、サゴシを狙ってみてはいかがでしょうか。