そもそも「UMA」とは何か?
UMAとは「Unidentified Mysterious Animal」の頭文字を取った未確認生物の呼称で、世界中で目撃例があるものの存在の証明がされていないオカルトに分類される生物のことを指します。
今は身近に感じる深海魚も昔には存在を確立されていなかったため、UMAと呼ばれていました。これから紹介するUMAもそう遠くない未来に実在を確認されてUMAと呼ばれなくなっているのかもしれません。
有名なUMA「ネッシー」
ネッシーはUMAの代名詞とも呼ばれる水棲型の未確認生物です。ネッシーはスコットランドのネス湖に生息すると言われ、ネス湖付近の道路が整備された1933年以降、マッケイ夫妻を皮切りに目撃情報だけでなく、写真としても存在が確認されています。
ネッシーの写っている写真は首から上の写真を筆頭に、水面から浮かび上がった胴体部分の写真や水中カメラで撮影された写真など多数あります。これらの写真からネッシーの招待は巨大ナマズやサメ、首長竜などの大型爬虫類といった様々な仮説が立てられています。
有名なUMA「イエティ」
ヒマラヤ山脈に生息するとされる雪男、二足歩行する白い体毛の体長3mを超えた巨大な体躯の類人猿、それがイエティと呼ばれる未確認生物です。ロッキー山脈のビッグフットなど降雪地方には雪男のUMAはたくさんいますが、一般的に雪男と呼ばれる存在はイエティの事を指す程、イエティは世界的に有名なUMAです。
イエティは登山者からの目撃情報の他、足跡や体毛などの物証も多数あり、現地の伝承では不幸を呼ぶ存在と言われて恐れられています。また物証である体毛からDNA検査が行われ、現地で確認される生物ではないことが立証されたため、実在する可能性はかなり高いです。
有名なUMA「河童」
UMAは海外だけではなく日本にもいます。それは日本人なら誰もが聞いたことがある妖怪の河童です。河童は頭に皿を乗せて甲羅を背負い、手足に水かきがあり、緑色の肌の亀と子供をミックスさせたようなUMAです。体長はおよそ子供程で胡瓜が好物といわれています。
河童は昔から日本で童話や民謡などの伝承として語り継がれてきた妖怪で、日本各地の川や沼に生息すると言われています。また、物証として河童の手のミイラが福岡県の北野天満宮に「河泊の手」として保存されており、日本発祥なだけあり、河童にまつわる事柄は全国各地に存在します。
ヒトガタはどんなUMA?
ヒトガタとは北極で発見された全身は真っ白で表面はツルツルとしており、数十メートル程の巨大な体格の名称の示す通りの人型の未確認動物です。出現する時間帯は夜が多く、発見された個体も足にヒレがあるタイプの他、複数の種類の存在が確認されています。
人の形をしている
ヒトガタと名称がつけられる通りこのUMAは人の形をしています。全身は真っ白で数十メートルという巨大な体躯であり、人間と同じように目や口が存在していますが、表皮がツルツルとしており確認された個体はいずれも不定形で不思議な姿形をしています。
確認されたヒトガタの個体のタイプの一例として「人間と同じく両手両足がある」「両足にヒレがあり、5本指の両手が存在する」「人間の上半身が連結した形になっている」という3種類があげられます。
北極に住んでいる
ヒトガタと呼ばれる未確認動物は北極に出現を確認されますが、南極にもヒトガタは確認されています。南極に出現する個体は「ニンゲン」と呼ばれ、出現場所によって個体の種類を分けるためそれぞれ別の名称で呼ばれています。
ヒトガタは何の予兆もなく突如深海から現れ、接近すると再び潜水してしまうため、はっきりとした姿を見た者はおらず、無人潜水艦から写真を撮られた位置は水深1500mであったことから、少なくともヒトガタの生息地は北極の深海であると推測されています。
夜に出現することが多い
ヒトガタがよく発見される時間帯は主に夜で、特に夏の夜にヒトガタが確認されるケースが多数存在します。更にヒトガタは捕鯨船の目撃情報が多い事から、ヒトガタは夜行性のクジラに近い性質を持つため夏の夜に発見されるのではないかと推察されています。
いつ頃発見されたのか
ヒトガタというUMAは十数年前の2002年5月に巨大掲示板サイト2ちゃんねる発祥といわれており、情報によれば日本の調査捕鯨船が目撃したとされています。またヒトガタの目撃情報は世界に広まり、今や世界的にも有名なUMAとして取り扱われています。
2ちゃんねる発祥といわれている
2002年5月の巨大掲示板サイト2ちゃんねる(現在は5ちゃんねる)のオカルト板にて、人の形をした生物が氷の上を歩く画像と共に投稿された書き込みが「ヒトガタ」という未確認動物が我々に認知されるきっかけとなりました。
ヒトガタはネット上の書き込みから想像された所謂都市伝説の類のものと当時はされていましたが、この書き込みから目撃情報が相次いだため、ネット上のデマと断言することはできなくなっています。
日本の調査捕鯨船が目撃
最初にヒトガタの存在を確認した者は北極に派遣された日本の調査捕鯨船の船員だといわれています。調査捕鯨船の目的は鯨の捕獲だけを行うものではなく、捕獲・調査対象外の種類も鯨も調査を行い、写真や映像として記録を残します。
調査捕鯨船の船員によれば、北極で海面に白い大きな物体が確認され、始めはその物体の形状が白く、人工物ではない何かであったため、鯨の幼体ではないかと思われていましたが、よく見ると人の形を取った存在であると確認されました。これが未確認動物「ヒトガタ」の最初の目撃情報であるといわれています。
今では世界的にも有名なUMA
日本の調査捕鯨船を皮切りに、世界各国の調査捕鯨船だけでなく無人潜水艦やなどでも度々ヒトガタの存在が確認され、更には北極や南極といった極地以外でも今やヒトガタは世界的にも有名なUMAとして認知されるようになりました。
実際の目撃情報をチェック!
世界的に有名になったヒトガタは目撃情報だけではなく実際に遭遇したロシアの潜水艦に攻撃を襲撃し、物理的な証拠を残した他にグーグルアースのマップの移った物体がヒトガタの形状をしており、またヒトガタは北極以外にスウェーデンでの目撃情報もありました。
ロシアの潜水機を襲撃?
北極の水深1500mにてロシアの無人潜水機「クラヴェシン1」より確認された正体不明の存在がかくにんされたという情報があります。氷山にぶつかったとは思えない無数の傷やへこみという物的証拠があったため、これがヒトガタによる襲撃ではないかという仮説ができました。
実際にロシアの動物学者のドミトリー・イソンキン氏により可能性が十分にあるといわれましたが、確固たる証拠がないため調査が必要であると証言しています。この発言より今後ロシアを筆頭とした調査団による本格調査が始められるのもそう遠くありません。
グーグルアースで目撃される
また、ヒトガタは実際にグーグルアースのマップにより実際にそれらしき物体が移っています。その座標は「27°36’14.48″S,15°29’19.77″E」で地図で表すとアフリカ南部ナミビアの西海岸沖合いとなっていますが、現在は写真が入れ替わっていて見ることはできません。