頭の上まで木が生い茂っているような釣り場では、ライトリグを使ったベイトフィネスタックルが最も威力を発揮するポイントになります。PEラインなどの強力なラインを使うことが出来るので大型のターゲットがヒットした場合も、ある程度なら強引なファイトも充分にできます。
また、木が繁ってポイントを覆ってしまっているようなところへも、ベイトフィネスタックルならピンポイントで正確にキャストできるので、正にこのような場所には最適なフィッシング手段といえます。
鱒レンジャーベイトを使った中・小型のルアーにおすすめ
また、ベイトフィネスタックルだと、余程の重量があるジグでない限りは、ほとんど問題なく扱えます。これらのジグヘッドやラバージグルアーを使うのも間違い無く、ベイトフィネスタックルが向いています。
鱒レンジャーベイトにおすすめのリール
鱒レンジャーベイトにおすすめリールは、ベイトタックルです。今までも説明をしてきた通り、軽いルアーを投げられるようにスプールを極限までに軽量化して、ラインも巻く総数を減らすことで、更にスプール自体も軽量化して、そして高品質のベアリングとハイギアを組み合により、ベイトタックルでも軽いルアーでも投げれるようにしました。
そんなベイトフィネスに中から、鱒レンジャーベイトにピッタリのおすすめリールをピックアップしました。鱒レンジャーベイト自体が軽量なため、アンマッチなリールでは扱いにくくなりますので、その当たりを重点に選出しました。
SHIMANO アルデバラン BFS XG
シマノがベイトフィネスを快適に使うために開発した新しいマグネットブレーキイングシステムが、FTBです。今までの主流のブレーキシステムは、遠心ブレーキやマグネットブレーキでしたが、FTBは、この2つのブレーキシステムの良いところを合わせて作られているので、より軽いルアーを快適に遠くまで飛ばすことができます。
そのため3g以上のルアーでも自由に扱えて更に繊細にアプローチできる優れたフィネスリールです。 渓流や湖や海といったあらゆるフィールドに対応しているベイトフィネスのオールラウンダーです軽量ルアーに合わせるのに最適の ベイトフィネスリールですから、鱒レンジャーベイトにもピッタリのリールです。
SHIMANO アルデバラン MGL 30HG
シマノが発売しているベイトリールのアルデバランシリーズで、2018年に新たな設計が行われた「シャロ―化マグナムライトスプール」を搭載して新登場しました。軽量ルアーを扱うアングラーにとっては、力強いアイテムとなるモデルです。
新規に設計されたシャロ―化により、マグナムライトスプールを搭載した「18アルデバラン」となります。特に軽量ルアーを軽快にキャスティングするときには、バスのみならず、ソルトでもベイトフィネスが楽しめます。勿論、鱒レンジャーベイトにとってもとても扱い易いリールです。
DAIWA アルファス エア 7.2
新規に設計されたG1ジュラルミン製のエアスプールの搭載で、淡水も海でのルアーまで幅広く対応しています。ベイトフィネスとしての性能を持ちながらも、ギヤ比を見直したことにより、投げて巻くまでの万能性もあります。
程よいマイルドさは、コアアングラーにとってもビギナーまでが、使いやすいく扱える点が特長です。6lb.~12lb.クラスの釣りを幅広くカバーし、オカからもボートからも、そしてソルトウォーターフィネスまで、鱒レンジャーベイトにも対応した好バランスのベイトフィネスリールです。
DAIWA ジオリンSV TW1016SV-SH
ブレーキ調整を基準通りにきちんと設定すればバックラッシュはかなり減るので、無用なストレスを感じることも無く釣りが楽しめます。また重いルアーも使えて、その上フィネスな釣りまでも幅広く使うことができるので、鱒レンジャーベイトのと組み合わせは初心者の人にお勧めです。
ただ、初心者の方にとっては少々値段が高くなるかもしれませんが、こらからの釣りを楽しく、そして上手くなるためには、このベイトフィネスリールこそが適当なリールです。デザインの方もかっこいいので、これもまたお勧めポイントとなります。
鱒レンジャーベイトのアクション方法をご紹介
鱒レンジャーは、ソリッドモデルのグラスファイバーロッドなので、ただひたすらに引張強度が強いため、ここがロッドの粘りとなり、いくら曲げても大丈夫なくらい強いです。この鱒レンジャーベイトのアクションは、正にグラスファイバーの曲がり方をします。
実際に鱒レンジャーベイトを曲げてみると、よく曲がるのは竿の先端部分になります。中間部から根本にかけては、しっかりしてグニャリとは曲がりません。バッドパワーは確実に確保されていますが、引き込まれても限界まで曲がらないので、大きな魚とも充分にやりとりでします。この特徴を理解したアクションが必要です。
鱒レンジャーベイトのアクションを動画でご紹介
鱒レンジャーベイトを使う際の注意点
カーボンロッドは、高反発でしかも軽量が特徴です。反発が強い為に、アタリの感度も良くなってくるので、現在のロッドに使われている9割はカーボンとなっています。それに対してグラスロッドは、グラスファイバーの塊を棒状にしたものなので、カーボンと比べると重くなりますが、柔軟性に富んだ部分が、食い込みの良さに表れてきます。
カーボンのロッドを使用しているとコツが必要
魚にエサを違和感なく食わせることについては、グラスロッドが優れています。ただ、ロッド自体が柔らかいため、魚が食いついた瞬間の細かいアタリを取ることが難しくなってきます。カーボンだと、アタリがあれば直ぐにアワセて魚をかけることが出来ますが、グラスロッドでは、少し待ってじっくりと食わせたあと、アワセるという感じになります。
キャスティングも、ロッドの反動により前に飛ばす投げ方が正しいやり方なので、動きを最小限にして反発で飛ばします。硬すぎるロッドは、この反発で投げるというやり方が体感しにくくなるので、初心者の方はグラスロッドから入る方がいいでしょう。腕の力だけで投げていると、柔らかい素材のロッドでは飛ばしにくくなります。
鱒レンジャーに重すぎるリールは使いづらい
鱒レンジャー自体のロッドは、基本的には小型で軽量仕様で作られています。そのため、ロッド自体は扱い易く初心者の方でも、充分に取り回しができるように設計されています。ですが、その反面リール自体が重くなってくると、ロッドを持つ重心がずれてしまい余計な力が入り疲れてしまいます。
ベイトフィネスのおすすめのリールでも紹介したような、軽量でラインの出方の良いものがベストです。あくまでも鱒レンジャーは、大物にも充分に対応できますが、まずは釣りの楽しさを味わうということを前提にして使ってみることです。
鱒レンジャーベイトは万能ロッド
鱒レンジャーベイトはその折れにくさから、小物から大物までとさまざまな魚に対応した釣りに使うことができます。また、独自の仕様に手を施して改良して、自分好みの特別なロッドとして応用して使用できる竿となっています。
鱒レンジャーベイトのお値段もお手ごろな価格になりますので、ぜひ鱒レンジャーベイトを一度使ってみて下さい。釣り本来の楽しみを味わいながら、これからの思い出の残るフィッシングライフを満喫してください。