5,そして、釣り糸の先端と本線側をしっかりと引き、締め込みます。最後に結の余分なところを切断して完成です。
サルカン結びの種類②ダブルユニノット
ユニノットと同じく素早く簡単に誰でも結ぶことのできるノットワークです。釣り糸を仕掛金具の環やルアーのリングにはじめに2回通した場合が、ダブルユニノットとなりユニノットに比べて強度の強いノットワークとなります。
ダブルユニノットの結び方
基本的な結び方は上記のユニノットとほとんど一緒です。違いとしてはこちらははじめに釣り糸を金属環、ルアーのリングに二回通してから始めます。この後の結び方はユニノットのものと同じです。
サルカン結びの種類③クリンチノット
仕掛金具の結束に定番の結び方のうちの一つです。比較的細めの釣り糸と仕掛け金具を結ぶ時によく使われます。構造が簡単で覚えやすく、また素早く作ることができるのでおすすめです。
クリンチノットの結び方
1,輪に釣り糸を通して、10cmほどで折り返します
2,折り返した釣り糸の先端を、本線に5~6回ほど巻き付けていきます。
3,先ほど巻き付けたいった糸の先端を、輪の根元にできたループの部分に裏側から通していきます。
4,さらにその時にできた大きなループに釣り糸の先端をくぐらせます。
5,糸を引き締めていきます。先端の余分な糸を切断して完成です。この時摩擦熱による磨耗を防ぐため、ゆっくりと締めていきます。
サルカン結びの種類④ダブルクリンチノット
こちらもクリンチノットと共にルアーに直接釣り糸を結んだり、釣り具を結ぶのに一般的で汎用性のある結び方です。はじめに金具の輪に釣り糸を2回通して強度を増加させたものがダブルクリンチノットです。こちらの方も一般的に使われております。
ダブルクリンチノットの結び方
基本的な結び方は上記のクリンチノットのものと同じです。違いは最初の金属環、ルアーのリングに釣り糸を通す回数を2回に増やします。そしてその後は通常のクリンチノットと同じように締めていきます。
サルカン結びの種類⑤漁師結び(完全結び)
本職の漁師さんがよく使われている結び方です。その為、強度への信頼度は高いものとなっています。ルアーや仕掛金具を手早く結ぶのに最も適している方法の一つです。また別名ともなっている完全結びという名前からも分かるように非常に完成度の高く、解けにくい結びとなっています。
また巻き数を増やすだけで強度を上げることができ応用が効く上、結び方も単純でおすすめの結び方です。