キャンプでまな板はどうしていますか?
キャンプ初心者が忘れがちなアイテムがまな板です。まな板の替わりに牛乳パックやテーブルにラップを重ねてやる方もいらっしゃいますが、包丁や道具を痛めたり、衛生的な面からもあまりおすすめできません。料理にはきちんとしたまな板を使うようにしましょう。
調理スペースでポイントアップ
まな板も含めた調理スペースの確保は、あなたのキャンプ熟練ポイントを確実にあげてくれます。切った材料を調理へと運ぶ、切って捨てる部分をきれいに廃棄する、次の料理を開始する準備をする。オーガナイズされた調理スペースはキャンプを楽しむためのセンターとなります。
インスタ映えにもまな板は重要アイテム
切った食材を調理前に撮影。出来上がった食材を食べる前に撮影。お肉や魚をきりわけるとこを撮影。キャンプで必ず訪れるインスタの場面に、まな板は食をおいしく引き立ててくれるアイテムとして活躍します。
キャンプ用まな板の選び方
キャンプ用のまな板には、素材やサイズ、利便性などによって様々なものが販売されています。ソロキャンプとファミリーキャンプでは最適なまな板が違ってきますので、ご自分の用途にあったまな板を選んでください。
素材で選ぶ:木製
プロの料理人も使うのが木のまな板です。使い心地もよく、包丁やナイフの刃こぼれも少ないので、料理には非常に向いています。選ばれる木には、難燃性のものや殺菌作用があるものなど様々な種類があります。
ただキャンプで使用する場合万能とは言い切れません。樹脂製やシリコン製のまな板より食材にニオイが付きやすく、漂白しないほうが良いモノもあります。また洗うと乾きづらいのが難点と言えます。
素材で選ぶ:樹脂性
樹脂製は、一般家庭に普及しているとおり、手入れが簡単で価格が安い便利なまな板です。樹脂製は乾きが早く、カビも生えにくいため時短が求められる撤収時には重宝します。また木製と比較して軽量なので持ち運びに手間がかかりません。
ただし、熱に弱いため、火が近い場所での使用や、出来立ての料理を切り分けたりする時には気を付けましょう。また固い材質のモノが多いので刃こぼれにも注意が必要です。刃で傷がついた部分から色移りしやすいとこも難点と言えます。
素材で選ぶ:シリコン性
最近調理の場でも勢力を増しているのがシリコン製のものです。シリコンは自然界のケイ石に人工的に科学反応を加えた化合物のため、炭素を主体とした他の合成ゴムと違い熱に強いため、暑い料理を切り分けるまな板として最高です。また洗いやすく漂白も可能なので清潔に使用することができます。
デメリットとしてあげらえるのは、樹脂製と比べた時に割高なものが多いことです。また厚さが薄いまな板が多く、柔らかいため普通の固いまな板の感覚で使ってしまうと切り分けた食材をこぼしてしまうことがあります。
収納性で選ぶ
テントやシェラフ、イスなどの多くのキャンプ道具を車に入れることを考えると、なるだけまな板などの調理道具はかさ張らないようにしたいものです。またアウトドアで必ず広いスペースで調理できるわけではないので狭いスペースでも活躍できるまな板は必要です。
インスタ映えで選ぶ
キャンプでのまな板は調理以外でも活躍してくれます。カプレーゼや切り分けたローストビーフにハーブをのっけてサーブする時に絵になる皿となって食べ物の写真を引き立ててくれます。
セットで選ぶ
収納性もそうですが、サイトの同じグループで使うモノがまとまっているとキャンプ場であれやこれやと探すことなくスムーズに説明ができます。調理する他の道具とのセットまな板は使いやすいツールと言えます。
木製キャンプ用まな板おすすめ6選
有名アウトドアメーカーも含む様々なメーカーから木製のまな板が販売されています。手入れは少し大変ですが、やはり木のぬくもりを感じながら包丁の刃にやさしいまな板を紹介します。
スノーピーク:IGTマナイタW
サイズ500×300×20mm、重量1kgの桐製のまな板です。桐は水渇きが良いので使用後に乾かす時間も短縮できます。また刃あたりが柔らかいので包丁にもやさしいまな板です。有名アウトドアメーカーのスノーピークから出ているこのまな板は、同社が出しているIFTフレームに取り付けが可能です。
ロゴス:Bamboo ちょっとまな板
サイズ245×245×14mm、重量500gの竹でできたまな板です。竹には昔から抗菌効果があると言われていてメンテナンスも簡単、清潔に使える素材です。このスクエアサイズの大きさはキャンプテーブルの上においても邪魔にならず重宝します。角に穴が開いているのでぶら下げて乾かすのにも便利です。
What will be will be:無垢 天然木 一枚板 カッティング ボード
サイズも幅が150~180mm、長さ280mm、厚さ約20mmと見た目もサイズ感もワイルドなまな板です。天然のイチョウ無垢材をハンドメイドで切り出しているため、木目や形状がひとつひとう違うため世界にひとつだけのシロモノです。レザーの持ち手がさらにワイルドさを引き立てます。
ロゴス:Bambooパタパタまな板Mini
調理時のサイズは360×200×12mmながら収納時には140x200x37mmのサイズにコンパクトにまとまる収納性の高いまな板です。専用の収納袋がついているので携帯して持っていくのにも便利。まな板なのに6枚の板がパタパタと折りたためるのは斬新な省スペース発想です。
KEVNHAUN:木製スクウェアカッティングボード&ランチトレイ
サイズ380×215×20mmのアカシアの天然木を使ったまな板です。反対面はエッジを残しているのでトレイとして1枚で2つの機能を持ったアウトドアでうれしいシロモノです。アカシアの木目の特徴である、はっきりとした色の濃淡はローストビーフなどの肉料理と相性がよくインスタ映えする逸品です。
ACASIA:ラウンドボードL
直径280mmの丸いラバーウッドを使ったまな板です。ゴムを搾り取った後の木から作られるラバーウッドは軽くて柔らかい材質で刃あたりが良く、乾きやすい材質です。
62gと持ち運びに便利な超軽量。エッジについた溝が食材から落ちるのを防止してくれるので、できあがったピザを乗っけるとインスタ映え間違いなしです。
樹脂製キャンプ用まな板おすすめ5選
樹脂製のまな板は、造形をしやすい特質からさまざまな形状のものが作られています。また木製と比べると値段もかなり安く、肉、魚、野菜用にわけて使用することもできます。当然お手入れは簡単です。
パール金属:食器洗い乾燥機対応まな板
サイズ325×210×2mm、重量130gのシート状のプラスティックまな板です。現在の20色のラインナップとなっているので、食材ごとにわけて使うのに便利です。ポイントは食器洗い乾燥機に対応させるために耐熱が130度と高めに設定されていて、多少熱い状態なら食材を切り分けることも可能です。
山県科学:家庭用 はがせるまな板
サイズ280×160×11mm、重量490gの見た目は普通のまな板ですが、実はプロも使用している驚きの積層構造です。3層で構成されいるこのまな板は1層ずつめくって使うことができます。樹脂製のデメリットである食材の色移りを「汚れたらはがす」という新発想で解決した斬新なまな板です。