キャンプの暑さ対策どうしてる?夏キャンプを涼しく過ごすコツ大公開!

地球の温暖化のせいかここ何年かの夏は猛暑が続いています。イメージ的に自然が豊かなキャンプ場にいくと涼しいと思いがちですが、思ったより昼夜ともに暑くクーラーが恋しくなってしまう人が続出しています。今回は猛暑でも涼しく過ごせるコツを大公開しちゃいます。

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夏キャンプの暑さに要注意

子供も夏休み、会社も夏季休暇と夏はロングキャンプを楽しめるチャンスなのですが、暑さ対策をしておかないと、こんなひどい弊害を引き起こしてしまいます。

不快感でイライラがまん延

家より涼しいと思ってキャンプ場まで来たのに、照りつける太陽とサウナのような蒸し蒸し感で拷問のような暑さ。夜も思ったより気温が下がらず、止まらない汗でベトベトのまま朝を迎えると、不快感からくるイライラが全員にまん延してギスギスした空気になってしまいます。

ひどい状態だと熱中症も

イライラをなんとか抑えたとしても、怖いのは熱中症です。キャンプ場の暑さにずっと耐えて居続けてしまうと脳に熱が貯まってしまい、熱中症を引き起しかねません。体のだるさ、めまい、吐き気、頭痛などの症状がでたら最悪救急車で運ばれる事態にんなってしまいます。

結果楽しいキャンプが台無しに

一発目の夏キャンプで、熱中症にかかったり、耐え難いイライラ感を経験してしまうと、そのシーズンもしくは2-3シーズンは夏キャンプを敬遠するようになります。楽しい夏キャンプの想い出を作るために、暑さ対策を万全にしてください。

キャンプの暑さ対策を考えたキャンプ場選び

出掛ける前にキャンプ場をリサーチするのは必須です。キャンプ場のサイトやブログ・SNSに掲載されている写真なども見てよいキャンプ場を見つけてください。

利便性よりも標高で選ぼう!

買い物が便利、風呂がついている、アクティビティが充実などハイクオリティのキャンプ場が増えていますが、確実に涼しさを得られるのは標高が高い場所です。100mにつき約0.6度気温が下がりますので、1000m以上のところでは平地より6度涼しい環境が自然についてきます。

標高の高いとこは寒暖差には注意!

標高1000mを超えるキャンプ場は昼を快適に過ごせるのですが、夜の冷え込みがおもったよりも厳しい場合があります。夏キャンプだからといってTシャツ、短パンだけでなく、重ね着できる服装もご準備ください。

テントで行う夏キャンプの暑さ対策

キャンプ場で必ず設営が必要なのはテントです。同じテントを使っても設営場所を工夫することで夏のキャンプで問題の暑さを和らげることができます。またテントの種類によっても向き不向きがあるので、事前にチェックが必要です。

設営場所は木陰を探そう

キャンプ場での暑さをしのぐためには木陰の下が一番です。枝や葉によって作られる日陰はもちろんのこと、そのすきまから熱い空気が抜けていくことで地面に近い熱を上に逃がしてくれます。木の葉は布やコンクリートと違って蒸散することで熱をためこみません。

設営場所の地面にも気を使いましょう

キャンプ場の地面は、大きく分けて、芝生、草地、土、砂利の4タイプになります。この中で最も暑さ対策に向いているのは、草地や芝生となります。地面の草も木の葉と同じく蒸散することで、熱をためこまず一定した快適な温度を提供してくれます。

テントは風通しのよいもので暑さ対策

テントには風を通さない密室性の高いものがありますが、夏に使用するとテント内が蒸し風呂状態になり夜も眠れないぐらい熱がこもります。メッシュ部分の面積が広いテントで風通しがよいものを使用しましょう。着替えるときなどはファスナーを閉めるとプライバシーが確保できます。

断熱遮光のテントで暑さ対策

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テントの基本機能として、日よけ、雨よけ、虫よけがあげられますが、それに加えて断熱・遮光性が優れている高機能テントがあります。紫外線も大幅にカットしてくれる断熱遮光テントは熱がこもりにくく夏キャンプには最適です。

タープで行う夏キャンプの暑さ対策

キャンプ場を快適に過ごすためにタープは基本のアイテムです。雨からも日光からもまもってくれる広い布を張ることで、日陰を作り夏の昼間の暑さをやわらげてくれます。

日よけがあるだけで快適さが違う!

木の近くで設営しても、キャンプを過ごす場所をすべて日陰で覆ってくれることはほぼありません。また太陽の動きによって影の場所も移動します。暑さ対策としてタープを張ることで日陰のエリアが増し、涼しく快適な環境を整えることができます。

テントの設営もタープの下で!

テントは雨風から守るために気密性が高いものが多いため、夏キャンプの昼間はサウナ状態となります。そこでお勧めなのはインナーテントのみをタープの下に設置する方法です。フライシートと違ってタープとテントの間に隙間があることで熱がこもることがなく涼しく過ごすことができます。

おすすめタープ1:遮光性が高くて雨にも強いタトンカタープ

日光さえぎるには遮光性の高いコットンタープがいいのですが、水を吸う性質から雨が降った時に重たくなる難点があります。コットン60%、ポリエステル35%のタトンタープであれば日光にも雨にも強く、夏キャンプの暑さ対策にオススメです。

おすすめタープ2:初心者でも簡単ワンタッチタープ

初心者の方やとにかく短時間でタープを設置したい人にオススメなのがワンタッチタープです。基本的に拡げるだけでそのままタープが自立してくれるので、誰でも簡単に設置できます。メッシュスクリーンを使えば虫対策も可能です。

おすすめタープ3:たき火もできるTakibi-Tarp

日本のテントメーカーTent-Markからでているたき火が可能なタープです。こちらもタトンカタープと同じくポリコットン素材となっていて、遮光性が高くなっています。さらに別売りの難燃シートを取り付けることでたき火をタープの下で行う事が可能です。

その他にもさまざまなタープがあります。こちらの記事も参照してみてください。

 タープとテントの設営時間を考えよう

涼しい時間帯にテントとタープなどの設営をしたいものですが、夜中の設営はマナー違反です。アーリーチェックインなどで朝から入れるところは朝のうちに立ててしまいましょう。昼チェックインの場合はまずタープで日陰を確保して、夕方からのテント設営がおすすめです。

夏キャンプの暑さ対策に向いている服装

夏の服装は半そで、半ズボンしかないと思い込みがちですが、設営するキャンプ場の場所や環境によって服装は変わってきます。快適にキャンプを過ごせるようにキャンプ場の気温や寒暖差などを事前にチェックした上で用意をしてキャンプに出かけましょう。

昼は半そで半ズボンで基本OKです

夏キャンプの昼間は標高が高いところでも暑いのでTシャツに短パンなど熱がこもらない服装がベストです。また設営などで汗はかくので速乾性の素材がオススメです。スペースが大丈夫であれば、着替えは大目にもっていくほうが安心です。

夜用に長袖、長ズボンの準備を

標高が高いキャンプ場では、夜や早朝は寒くなることが多く、半そで半ズボンだけでは体調を崩す原因となります。また夜活動が活発になる蚊対策としても長袖、長ズボンは用意をしましょう。たき火などの火の粉対策も考えるとコットンなどすぐに燃えない素材がおすすめです。

冷却グッズで夏キャンプの暑さ対策

熱中症対策に首を冷やすと効果的だと言われます。水でぬらしたタオルや手ぬぐいをよく首に巻く人を見かけますよね。キャンプの暑さ対策として首を冷やす効果を調べてみました。

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