バサ魚はウナギの蒲焼の代用にも!?栄養成分からレシピまで!

バサは、ベトナムでは家庭料理などでも非常にポピュラーなお魚です。肉質は白身でとてもおいしく、日本では白身の魚のフライの原料などとしてよく使用されています。最近では加工品だけではなく、白身魚の切り身としてスーパーで見かけるようになり、度々SNSでも謎の魚として紹介されている謎の魚バサを紹介します!

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アウトドア一家に生まれ、子供の頃からバーベキュー、キャンプ、釣りに親しむ。ついつい、道具も増えがちですが、子供も生まれたので、おしゃれにお手軽に自作する趣味も増えました。ランタンを見るとついつい手が伸びてしまいます。いきものがとにかく好き。小学校の頃はいきものががりでした。

バサは世界中で注目されているお魚

ナマズ目パンガシウス科に属する大型淡水魚です。川に住むナマズの一種です。東南アジアの川に生息しています。日本では、まだまだ馴染みの薄いバサですが、ベトナムに限らず、アメリカでもナマズは古くから家庭料理にかかせないお魚として親しまれていたため、アメリカにも流通し、ヨーロッパの方へも流通しています。特にアメリカでは、価格も安定しており、食べやすい白身魚として人気があります。

イギリスのソウルフードにもバサ

イギリス人のソウルフードであるフィッシュアンドチップスにもバサが使用されることもあり、今ではスケトウダラなどの代替品という枠を超えてメジャーなお魚として世界中から注目されているのです。日本でも白身フライはお惣菜としても人気が高いので、一度は口にしているかもしれません。

バサは貴重な水産資源

バサは大規模な養殖が行なわれており、水産資源としても大変重要なお魚です。ベトナムなどでは、家庭料理に欠かせないお魚ではありますが、輸出のための重要な養殖魚でもあります。

ベトナム戦争後、アメリカに移住したベトナム人が、アメリカでよくナマズが食べられているのに目をつけた輸入し始めたのが始まりです。アメリカでは国内でのナマズとの価格差が問題となったためか、主な輸出先がヨーロッパへと移りつつあります。

バサは桁違いの生産量

ベトナムでも大手の工場では、バサを養殖からフィレまで一貫して生産を行っています。新鮮なバサを新鮮なまま加工し世界中へ輸出しています。その生産量はなんと、年間200万トンです。

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