ブラックバスを飼育しよう!許可の申請はどうやってするの?

外来生物法によって、「生きている状態での運搬」が禁止されているため、釣り上げた魚を生きたまま持ち替える事は原則できません。違反してしまうと外来生物法違反としての重い罰則がありますので、絶対に持ち帰らないように気を付けましょう!

「キャッチアンドリリース」は、外来生物法では規制されていませんが、琵琶湖を代表とする都道府県の条例として禁止されている場所があるので、うっかり違反しないように注意が必要です。

ブラックバスの飼育許可の申請について

新たにブラックバスを飼育する為には、許可証を配布してもらう必要があります。この申請の為に必要な条件が「学術研究」や「展示」、「教育」といった目的、飼養等の基準を満たしている飼育場所を準備し、「特定外来生物飼養等許可申請書」を用いた申請書類を作成して、提出します。

ブラックバスを飼育しよう!種類について

研究目的など、飼育許可が下りればめでたくブラックバスを飼育する事ができます!ゲームフィッシュとしては人気だけど、実はブラックバスってどんな魚なのかよく知らないという方は多いかと思います。ブラックバスの生態をしっかりと把握し、適切な環境を整えて飼育してあげましょう!

ブラックバスには種類がある

「ブラックバス」というのはオオクチバスやコクチバスといった魚類を大きくまとめた俗称で、世界にはおよそ11種類のブラックバスが生息しています。日本国内で生息が確認されているブラックバスは、「オオクチバス」「コクチバス」「フロリダバス」の3種です。いずれも日本では特定外来生物に指定されています。

ブラックバスの種類の見分け方

日本で生息している「オオクチバス」「コクチバス」「フロリダバス」の見分け方は見た目や生息地の違いから違いを判別する事ができます!オオクチバスはその名のごとく、非常に大きい口が特徴的です。

コクチバスはオオクチバスと比べると少しばかり口が小さく、黄褐色の体をしています。体に斑がある個体が多いのも特徴です。オオクチバスと比較すると、コクチバスは比較的小さいですが、小さなサイズのオオクチバスとの見分けが難しい時は、上顎が目の端よりも長いか短いかで判別する事ができます。

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