ブラックバスを飼育しよう!許可の申請はどうやってするの?

ブラックバスは日本では特定外来生物として指定され、現在では新たに飼育したいと簡単に買い始める事は難しくなっています。どうしても飼育したい場合は、研究などの目的を持ち、環境を整える事で飼育申請が通る可能性があります。無断での飼育は罪が重くなってしまうので絶対にしないように注意してください。

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ブラックバスについて

日本ではブラックバスという名前が有名ですが、これは俗称であり本来はオオクチバスもしくはコクチバスに属している魚類を指しています。原産国のアメリカでは11種類ものブラックバスが生息しており、ゲームフィッシュとして非常に人気があります。

日本にブラックバスが初めて輸入されたのは、1925年にアメリカから持ち帰ったオオクチバスを神奈川県芦ノ湖に放流されたのがきっかけとされています。そこから徐々に生息地が広がり、今では日本全国で確認されています。

ブラックバスは釣りの人気者 

バス釣りは過去に一大ブームを巻き起こし、「バスプロ」が存在する程に多くの釣り人から愛されている魚です。ルアーフィッシング初心者が初めて釣り上げる感動を得て、経験や熟練度が増して技量が向上していくと共にバス釣りの奥深さを知り、より一層バス釣りの魅力に嵌っていくコアなファンを多数獲得しています!

激しい魚とのファイトの末の、手が震える感動を一度味わうと病み付きになってしまいます。ブラックバス釣りのオススメ記事はこちらからどうぞ!

ブラックバスは初心者でも簡単に釣れる

ゲーム性の高いバス釣りも、ブラックバスの習性や基本的な知識、場所のポイントを押さえる事で、ルアーフィッシング初心者でもまず最初の一匹を釣り上げる事の難易度は高くなく、入門としてもぴったりです!ブラックバスは全国各地に生息しており、遠くに出掛ける必要もなく近くのスポットで試してみる事ができるのも初心者には嬉しいです。

ブラックバスは飼育できる

沢山の釣り人に愛されているブラックバスを、家でも観賞してみたい…飼えるのかな?と気になる方は多いと思います。ブラックバスは2005年に特定外来生物に指定されています。その為、新たにペットとしての飼育は現状難しいですが、学術研究や展示、教育などの目的があり飼育許可申請が下りれば、飼育することができます。

ブラックバスを飼育しよう!飼育許可申請について

外来生物法によって、特定外来生物を飼育する為には許可が必要です。無許可で飼育や輸入、販売、配布などの違反を行うと、最高で懲役3年以下もしくは罰金300万円の非常に重い罰則が課せられます。知らなかった!では済ませる事ができないので、十分に注意しておく必要があります。

ブラックバスは申請許可なしに生きて持ち帰ることはできない

外来生物法によって、「生きている状態での運搬」が禁止されているため、釣り上げた魚を生きたまま持ち替える事は原則できません。違反してしまうと外来生物法違反としての重い罰則がありますので、絶対に持ち帰らないように気を付けましょう!

「キャッチアンドリリース」は、外来生物法では規制されていませんが、琵琶湖を代表とする都道府県の条例として禁止されている場所があるので、うっかり違反しないように注意が必要です。

ブラックバスの飼育許可の申請について

新たにブラックバスを飼育する為には、許可証を配布してもらう必要があります。この申請の為に必要な条件が「学術研究」や「展示」、「教育」といった目的、飼養等の基準を満たしている飼育場所を準備し、「特定外来生物飼養等許可申請書」を用いた申請書類を作成して、提出します。

ブラックバスを飼育しよう!種類について

研究目的など、飼育許可が下りればめでたくブラックバスを飼育する事ができます!ゲームフィッシュとしては人気だけど、実はブラックバスってどんな魚なのかよく知らないという方は多いかと思います。ブラックバスの生態をしっかりと把握し、適切な環境を整えて飼育してあげましょう!

ブラックバスには種類がある

「ブラックバス」というのはオオクチバスやコクチバスといった魚類を大きくまとめた俗称で、世界にはおよそ11種類のブラックバスが生息しています。日本国内で生息が確認されているブラックバスは、「オオクチバス」「コクチバス」「フロリダバス」の3種です。いずれも日本では特定外来生物に指定されています。

ブラックバスの種類の見分け方

日本で生息している「オオクチバス」「コクチバス」「フロリダバス」の見分け方は見た目や生息地の違いから違いを判別する事ができます!オオクチバスはその名のごとく、非常に大きい口が特徴的です。

コクチバスはオオクチバスと比べると少しばかり口が小さく、黄褐色の体をしています。体に斑がある個体が多いのも特徴です。オオクチバスと比較すると、コクチバスは比較的小さいですが、小さなサイズのオオクチバスとの見分けが難しい時は、上顎が目の端よりも長いか短いかで判別する事ができます。

非常によく似ているラージマウスバスとフロリダバス

一見すると種類の見分けが非常に難しい程ラージマウスバスとフロリダバスは似通っています。亜種であるとされており、2種の交配種も確認されているため見極めはより難しいです。

見極め方としては、数えるのが大変ですが鱗の枚数がオオクチバスと違っており、オオクチバスの鱗は大きく枚数が少なく、フロリダバスは体の側線上の鱗が69枚以上、側線から下の鱗は17枚以上とされています。

環境による差異があり、絶対とは言い切れませんがラージマウスと比較するとフロリダバスの方が大きくなる傾向にあり,50cm以上を越えるブラックバスはフロリダバスの可能性が高いです。

ブラックバス飼育に必要な道具:水槽

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ブラックバスは成魚で40cmを越える事が珍しくない非常に大きくなる魚なので、理想の水槽サイズは90cm以上のものを用意します。注意する点はその水槽を設置する場所で、90cmの水槽では水が150リットルの水が入りますので床が抜けたりしないような頑丈な場所を探しましょう。

ブラックバス飼育に必要な道具:フィルター

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