強度がかなり高いことが特徴の素材です。擦れにも強く、根ズレが起きやすい場所での釣りに最適です。また、水と屈折率が近いため魚にばれにくくなるというメリットもあります。ショアジギングリーダーの素材に悩んだときは、とりあえずフロロカーボンリーダーを選ぶという人も多くいます。
フロロカーボンリーダーのデメリット
強度が高いというメリットの裏返しで、その強度故に固く扱いにくいというデメリットが存在します。特に、太めのフロロカーボンリーダーはしなやかさがなく固いために、結びにくさが目立ってしまいます。ただ、慣れてしまえばどうということもないので、一時的なデメリットであるとも言えます。
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ショアジギングリーダーのおすすめの結び方
ショアジギングリーダーは「メインラインとの間」と「ルアーとの間」の二回結ぶ必要があります。結び方は数多く存在しますが、一体どのような結び方がよいのでしょうか。ここからは、ショアジギングリーダーのおすすめの結び方について紹介します。
メインライン・リーダー間の結び方
メインラインとショアジギングリーダー間は「FGノット」という結び方がおすすめです。糸を編み込むように結んでいくので、結束力が高く、強度は通常の何倍にも跳ね上がります。ただ欠点として編み込みに時間がかかってしまうことがあげられますが、編み込みを素早く丁寧にするためのアシストツールを使えばその問題は解消できます。
ルアー・リーダー間の結び方
ルアーとショアジギングリーダー間は「イモムシノット」がおすすめです。ガチガチに固くなるくらい強く結びましょう。というのも、ルアー・リーダー間は魚がかかった際に最も強く引っ張られる部分なのです。そのため固く結ぶことで強度を上げておく必要があります。「FGノット」に比べ結び方も簡単です。
おすすめのショアジギングリーダー①
シマノ エクスセンスリーダー EX
フロロ二構造で強度抜群のリーダーです。80センチ前後の大物にも耐えられ、多少傷がついても強度が落ちないという優れもの。また、道具箱の中で糸がはみ出てぐちゃぐちゃになることがない、など糸をしまう「ケース」を誉める声も多くあがっています。
おすすめのショアジギングリーダー②
バリバス VEPショックリーダー
こちらはナイロン製のリーダー。ナイロン製のなかではかなり強度が高く、耐摩耗性能が抜群です。他と比べ多少値は張りますが、かなり長持ちするのでコストパフォーマンスのよい商品と人気です。
おすすめのショアジギングリーダー③
デュエル ハードコア パワー カーボナイロン
ナイロンとフロロを掛け合わせて、二つのいいとこどりをした商品がこちらです。ナイロンのしなやかさを保ちつつもフロロの強度を持ったリーダーで、80センチまでの魚はほとんどこのリーダーで釣る、なんて人も多くいます。
おすすめのショアジギングリーダー④
クレハ シーガー フロロショックリーダー
かなり安価なリーダーです。フロロ製なので強度も高い。できるだけ費用を抑えつつショアジギングを楽しみたい人におすすめです。ただ固すぎて結べないという声もあるため、あまり初心者向けとはいえません。
ショアジギングを楽しむコツ
最後に、ショアジギングを楽しむ、うまく釣りをするコツを紹介していきます。コツをつかめば短時間で多くの魚を釣れるようになるだけでなく、糸の摩耗を減らし、道具を長持ちさせることもできます。
岩場など平坦ではない場所に気を付ける
ショアジギングで狙う魚のほとんどは水中を強い力で泳いでいます。獲物がかかってから左右に大きく暴れられてしまうと、岩やテトラポッドなどで糸が摩耗してしまいます。あまり獲物に走らせない強引さと、糸に負荷をかけすぎない繊細さのバランスが大事です。
ジャカジャカ巻きをマスターしよう
高速でリールを巻きながら、小刻みにロッドを引くアクションです。ロッドに意識しすぎず、あくまでリールを高速回転させることを第一に考えましょう。このアクションはブリやカンパチなどの青物に非常に効果的です。
ロングジャークもおすすめ
ロングジャークはジャカジャカ巻きよりもロッドに意識を集中させるアクションです。ロッドの動きを大きくさせて一気に引き寄せるイメージです。獲物が横に走っている魚種の場合にとても効果的です。
まとめ
ショアジギングリーダーの重要性、太さ、素材などについて理解できたでしょうか。ショアジギング以外の釣りでもリーダーはとても重要なパーツなので、覚えておいて損はないと思います。目的の魚やフィールドに合わせたリーダーを選んで、楽しいショアジギングをお過ごしください。