ウミタナゴの食べ方とレシピをご紹介!釣りや仕掛けもご紹介

下処理の際、鱗を落としたあと頭は切り落とさずお尻の穴から包丁を入れ腹びれまで切れ目を入れます。そこから内臓を取り出し綺麗に洗います。ここで血が残ってしまうと生臭くなってしまいますので綺麗に洗い流し背中にバツに切れ目を入れます。

ウミタナゴの煮つけのレシピ

鍋に1cmくらいお湯を沸かし、ウミタナゴを入れます。霜降りといいますが、生臭みをとり、身をふっくらやわらかく煮ることができます。ウミタナゴを鍋にいれたら蓋をし、表面が白くなったら取り出します。

フライパンに醤油:酒:みりん:水を1:1:1:3の比率で合わせ沸騰させます。魚の大きさや数にもよりますが、醤油、酒、みりんを100ccずつ、水を300ccが一番わかりやすいです。生臭み消しショウガのスライスやネギの青い部分を入れます。なければ梅干でも代用できますし鷹の爪を入れると少しピリ辛にできます。

甘めに仕上げたい場合はここにコーヒーのガムシロップを1~2個入れます。普通の砂糖よりも分子が細かいため甘味が入りやすくおすすめです。必ず沸騰させてから魚を入れます。

ウミタナゴ料理の食べ方とレシピをご紹介|塩焼き

刺身や煮つけはもちろんのこと、塩焼きでも美味しく食べることができます。シンプルにウミタナゴそのものの味を堪能するなら塩焼きが一番です。特に秋口に釣れた、旬のウミタナゴは脂ものっているので塩焼きにするだけでもとても美味しく料理することができます。

ウミタナゴの塩焼きは簡単

塩焼きの場合も下処理は煮つけの時と同じです。3枚におろし、切り身として塩焼きにするのも美味しいのですが頭は落とさずそのまま塩焼きにするほうがジューシーに仕上がります。

ウミタナゴの塩焼きのレシピ

「塩焼きなんて、塩ふって焼くだけでしょ」と思われる方もみえますが、それですと生臭くなってしまいます。下処理をきちんとしておきましょう。先ほど書きました通り、煮魚と同じように内臓を取り出したあと、表面と内臓を取った部分に適量塩を振り10分程度置いておきます。

その際でてくる水分が魚臭さの元になりますので塩と一緒に洗い流し、水気をキッチンペーパーなどで拭き取ります。そして再度塩をふり焼いていきます。もしあれば日本酒で洗うと旨味を逃さず魚臭さをより取り除くことができます。

まだまだある!ウミタナゴのおすすめレシピ

ウミタナゴは淡泊な魚なので様々な調理法で楽しむことができます。刺身・煮つけ・なめろう以外のおすすめの調理法をご紹介させていただきます。

ウミタナゴの刺身が残ったらヅケに

ウミタナゴの身は水分が多いため比較的やわらかいです。もし刺身が残ってしまった場合、一晩タレに漬け込むと浸透圧で水分が抜け、刺身とは違う印象になります。

日本酒50ccをレンジで20秒加熱しアルコールを飛ばします。そこに同量の醤油を混ぜ、一肌程度に冷めたら刺身を入れてラップなどで蓋をし、冷蔵庫で一晩寝かせます。この際ワサビを入れると生臭みを消すことができます。アツアツご飯に海苔を敷き、その上にのっけて食べても美味しいですし、お茶漬けもおすすめです。

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