ウミタナゴの食べ方とレシピをご紹介!釣りや仕掛けもご紹介

特に夏のスズキは脂がのっており、その脂が独特の臭みを持っているため刺身にした後から大量の水で刺身を洗い脂を流す「アライ」という食べ方がありますが、ウミタナゴはクセが少なくかなり繊細な味をしていますので、洗わずそのまま食べることができます。

ウミタナゴの刺身のレシピ

3枚におろした後、皮を引き身を一口大にそぎ切りで切っていきます。普通にわさび醤油で食べるのも美味しいのですが、生臭みが気になる方はシソを千切りにして一緒に食べると美味しいです。カイワレ大根を添えると色味も綺麗で味のアクセントにもなりますよ。

  ウミタナゴの刺身の注意点

スーパーで買ってくる魚であっても寄生虫をすべて処理できているとはかぎりません。ましてや釣ってくる魚は、たくさんの寄生虫がついている可能性があります。ウミタナゴにつく寄生虫の内、気を付けなければいけないのはアニサキスと呼ばれる透明なミミズのような寄生虫です。

胃液の酸にも耐えられるので生きたまま食べると胃壁に食いつき激しい腹痛を引き起こします。特に一度アニサキスを食べた事がある方はアレルギーを起こす可能性がありますので注意が必要です。不安な方は後ほどご紹介する塩焼きなどで火を通すか、なめろうのように細かく刻みましょう。

ウミタナゴ料理の食べ方とレシピをご紹介|なめろう

「食べ終わったあとお皿をなめてしまいたいくらい美味しいから」「魚の身を滑らかになるまでたたくから」とも言われているなめろうは、もともと漁師さんたちが船の上で食べていた料理です。

新鮮なほどやわらかいウミタナゴ。もし、おろしている時に身が崩れてしまったらなめろうにしてしまいましょう。おかずとしてだけでなくお酒のお供にもピッタリです。

ウミタナゴが新鮮な状態ならなめろう

ウミタナゴの身は新鮮であるほど軟らかいため3枚におろしたり、皮を引いたりする際に身が崩れてしまうことがあります。なめろうは味噌や薬味と一緒にたたいてしまうので気になりません。

味噌は赤でも白でもどちらでもかまいませんが、白みそのように甘味が強い味噌よりは赤味噌など辛味が強い味噌の方が向いています。もし味噌がなければ醤油でも代用できます。

ウミタナゴのなめろうのレシピ

作り方はいたって簡単です。3枚におろしたら骨を取りましょう。小骨が残ってしまうと口当たりが悪くなってしまいます。お好みの薬味をあらかじめ小さく切っておき、味噌とウミタナゴの身を一緒に包丁で粘りがでるまでたたきます。

味が淡泊なのでネギ、紫蘇、ショウガがよく合います。ショウガは市販のチューブの物でも大丈夫です。

ウミタナゴ料理の食べ方とレシピをご紹介|煮つけ

白身魚といえば煮つけが美味しいですね。3枚におろさないため下処理は簡単です。ウミタナゴだけでなく他の白身魚でも同じように煮つけることができますので覚えておくと便利です。

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