ハゼについて
それではハゼはどのような魚なのでしょうか。こちらではハゼの特徴を簡単にまとめてみたいと思います。
ハゼは初心者でも簡単に釣りができる
ハゼは癖がなく食べやすい
海にも河口にも住むことのできる魚で、細長い形をしています。2000以上もの種類がおり、ツムギハゼなど中には毒を持つものもいるので注意が必要です。ですが、食べられるハゼの方が多く、あまり心配せずとも大丈夫でしょう。
私たちが最もよく口にするのはマハゼという種類の魚です。鱗も薄く調理のしやすい魚で、癖のない白身なので、好き嫌いが少なく、美味しくいただけます。淡白なのに上品で甘みがあり、鯛やヒラメにも負けずとも劣らない味だと言われています。
ハゼは高級魚
釣り初心者でも狙えるハゼですが、今では料亭などでは高級魚として扱われます。これは、昔は東京湾などでも多く水揚げされていたのですが、近年ではそれも少なくなってしまった為です。
ですので、江戸前風の天ぷらとしては人気の品ですが、値段は少し高級になっています。スーパーなどではなかなかお目にかかることはできないので、やはり釣り上げて自分で調理するのが一番でしょう。
ハゼの捌き方
こちらではハゼの捌き方を説明します。コツを掴めば簡単に捌けるので、初めての人もぜひチャレンジしてみて下さい。
ハゼの捌き方①ぬめりと鱗をとる
ハゼに優しく塩を揉み込み、流水で洗い流します。ハゼの鱗は柔らかいので、それを何度か繰り返すと大体のぬめりも鱗も取れます。まだ取りきれない場合は、ハゼを寝かせて包丁の刃先を滑らせるようにして鱗をとりましょう。
ハゼの捌き方②胸ビレに切り目を入れる
中骨まで胸ビレに斜めに切り目を入れます。下まで全て落としてしまわないようにし、逆も同じようにして下さい。頭を手前にした方がやりやすいと思います。