スノーピークのストーブで冬キャンプもぽっかぽか|石油タイプ2種紹介!どっちを選ぶ?

冬キャンプを楽しむ上で欠かせないのが、暖房です。冬キャンプに興味はあるけど、敷居が高そうで手が出せていないという人も多いのではないでしょうか。そんな初心者冬キャンパーにおすすめなのが、誰でも扱いやすい石油ストーブです。今回は人気アウトドアメーカー「スノーピーク」製の石油ストーブについて使用例や注意点も合わせてご紹介していきます。

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旅行、アウトドア好きなライターです。東南アジアを一人旅など海外旅行も好きですが、日本ならではの四季を楽しむのも好きです。記事が少しでも楽しむための参考になればうれしいです!

冬キャンプには石油ストーブ

出典:snowpeak

冬キャンプには欠かせない暖房器具。その中でも今回おすすめするのが灯油を燃料とした石油ストーブです。他の暖房器具との比べてどこが優れているのか、石油ストーブの魅力をみていきましょう。

ガス・薪ストーブにはない魅力

冬キャンプで暖を取る方法は石油ストーブのほかに、ガス・薪ストーブなどがあります。ガスストーブは一般的に火力が弱く、薪ストーブは設置が大変など、それぞれの器具に一長一短がありますので、その特徴をご説明します。

ガスストーブ

メリット

カセットガスを燃料として熱を放出するガスストーブ。メリットとしてはコンパクトサイズのものが多く、設置もガス缶をつけるだけで使用できるため簡単。燃料のカセットガスはどこでも入手しやすく、携帯性も良いため燃料の入手に困ることはありません。

デメリット

デメリットとしては石油ストーブや薪ストーブに比べると、熱量が弱く十分に温まらないという点。火力が弱いので目の前の人だけなど一部分しか暖められず、また燃焼時間が石油ストーブと比較して短いため、こまめに燃料を交換する必要があります。

薪ストーブ

メリット

冬の自然の中で過ごすなら一度は使ってみたいという方も多いのではないでしょうか。やはりメリットとしては、薪をくべて火をおこし暖を取るというアウトドアならではの醍醐味を感じられることです。また薪ストーブの天板の上で料理をすることもでき、よりアウトドアの雰囲気を楽しめます。

デメリット

デメリットとしてはテントの中で使用する場合、換気が必要なため煙突を取り付け、テントの外に出すという設置方法をしっかりと組み立てる必要がありますし、片付やメンテンナンスも手間が必要です。また薪の燃え具合や残量をこまめに気にしなければいけないという点もあります。

石油ストーブ

メリット

灯油を燃料とした石油ストーブのメリットは、設置が簡単で、火をつけるのもワンタッチで可能。一定の火力を保つことができるため、ストーブ上で料理もしやすい。燃焼時間はガスや薪の場合、数時間や長くて10時間程であるのに対し、石油ストーブは約20時間ほどは保たれます。一番暖房が必要な夜から朝にかけて燃料を気にすることなく一晩を過ごすことができます。

デメリット

デメリットとしては灯油を燃やすため、一酸化炭素を充満させないよう換気に気を付けることや、燃料である灯油を運搬する際に荷物となってしまう点です。ただ日帰りや1泊2日くらいであれば、モノにより予備の燃料は必要ない場合もあります。

石油ストーブが一番バランスが良い

暖を取るための熱量、取り扱いのしやすさ、燃焼時間など全体的に判断すると石油ストーブが冬のキャンプにはおすすめです。使用感だけでなく、コスパにも優れており、ガス・薪・灯油を燃料として暖房を使った場合、灯油がランニングコストとしては一番安く収まるという大きな利点もあります。そのため長く使えば使うほど、石油ストーブが一番経済的で効率的なのです(薪を無料で入手できる人は別ですが)。

スノーピークの石油ストーブラインナップ

では、スノーピークではどのような石油ストーブを取り扱っているのでしょうか。現在スノーピークでは「レインボーストーブ」・「タクード」という2種類の石油ストーブを販売しています。それぞれの商品に特徴があるため、詳細をご紹介していきます。

スノーピークレインボーストーブ

出典:Amazon

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詳細スペック

  • 種類:自然通気型開放式石油ストーブ(しん式)
  • 点火方式:電池点火(単二型乾電池2個・別売) 
  • 最大燃料消費量:2.5kW(0.243L/h)
  • 暖房出力:2.5kW
  • 油タンク容量:4.9リットル
  • 燃焼継続時間:約20時間
  • 安全装置:対震自動消火装置(しん降下式)
  • サイズ:388×388×485.7(h)mm (置台含む)
  • 重量:約6.2kg

特徴

名前の通り、特殊なガラス加工により炎が7色のレインボーカラーのグラデーションに見えるのが大きな特徴です。美しい炎で見た目も楽しみながら、暖をとることができます。また本体上部のシェードを活用することで、足元を明るく照らすような作りになっています。暗いシェルター内でも作業が可能です。

持ち運びにコンパクト

仕様にも記載されているとおり、重さ6.2kgと女性でも持ち運びができるコンパクトサイズです。暖房器具としてだけなく、ランタンなどの照明器具としての利用も可能です。さらに持ち運びの際にはレインボーストーブ専用バッグも販売されています。衝撃からの保護はもちろん、シーズン以外の時の収納バッグとしても重宝します。

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