平な台に注入口が上になるように置き口を開けます。フューエルファネルやガソリンフィラーといった道具を使って溢れないようにガソリンを注ぎます。満タンまで入れたら蓋をしっかり締めます。
ポンピング
ジェネレーター横にある黒いネジを右に動かなくなるまで回します。そしてポンプノブを左に2回転させてノブを取り出します。ポンプノブをまっすぐ引き出し、そのまままっすぐ押し込みます。この作業をポンピングといい、100~150回程度繰り返します。
燃料タンクをセットする
ジェネレーターという長い管をメインバーナーの根元に差し込みます。そしてタンククリップの穴を本体全部に差し込みセットします。
点火方法
サブバーナーの燃料バルブが動かなくなるまで右に回します。次に、ジェネレーターの付け根にある点火バルブを上に回します。柄の長いライターなどに火をつけ、メインバーナーに近づけながら燃料バルブを左に2~3回転させます。
注意点
ガソリンを燃料タンクに注入する際、無精をせずに専用の道具を使って移すようにしましょう。特にガソリンフィラーは満タンになると自動的に注入をやめ、フィラーに残ったガソリンでちょうど満タンになるよう設計されています。
コールマンのガソリン式ツーバーナーのメンテナンス
丈夫だからこそ、日ごろのメンテナンスが重要になります。とはいえ、交換も簡単ですし必要なパーツは個別に購入することができます。 コールマンはメジャーなブランドなので、インターネットだけでなく大型スポーツセンターでも購入することができ、物によっては大型ホームセンターでも手に入るものもあります。
ガソリン式ツーバーナーのメンテナンス (ジェネレーター)
使っている内にジェネレーターのネジが変形してしまう場合があります。その際、ジェネレーターを交換する必要があります。ジェネレーターのパーツだけ別売りされていります。プライヤと呼ばれるペンチのような道具を使い、ジェネレーターを左に回して取り外します。合わせてニードルも取り外し、新しいものと交換します。
ガソリン式ツーバーナーのメンテナンス(ポンプ)
ポンピングする際、ポンプノブが動かなくなることがあります。ポンプノズルに油分が足りないことが原因です。ポンプキャップの「オイル」と書かれた所にリュブリカントを指せば直ります。
ガソリン式ツーバーナーのメンテナンス(バルブ)
燃料バルブをしめると火を消すことができます。しめてもジェネレーターなどパーツ内にガソリンが残っているためすぐには火が消えないのですが、小さな火でずっと燃え続けてしまう、ということがあります。
この場合は燃料バルブを交換する以外直しようがありません。タンクを逆にし、四角い部分をバイスなどで固定し、タンクを左に回して取り外します。外すのに回した回数分、右に回して新しい物をセットします。
コールマンのガソリン式ツーバーナーのおすすめオプショングッズ
先ほどからご紹介している道具や、あると便利なオプショングッズをご紹介します。
リュブリカント
リュブリカントはポンプをスムーズに動かすようにする、専用の潤滑油です。定期的にリュブリカントオイルを指すことでポンピングトラブルを減らすことができます。
フューエルファネル
フューエルファネルは燃料のガソリンをガソリンタンクに移し替える道具の一つです。じょうごなどを使うと簡単にあふれてしまいますし、溢れないように少しずつ入れていくとかなり時間がかかります。
フューエルファネルを使うと溢れることなく注ぐことができます。また、屋外で移し替えをすると灰などが入りがちですがフィルターが付いているためゴミが入ることはありません。
ジェネレーター
ツーバーナーは、ガソリンタンクをポンピングによってジェネレーター内にガソリンを噴出し、出されたガソリンが熱されたジェネレーターによってガス化し、メインバーナーに導くことで燃焼させていくシステムとなっています。
ジェネレーターが冷えていると熱くなるまでの間、不完全燃焼し赤い炎がでてしまいます。赤い炎はススが出ますのでジェネレーターが汚れ劣化してしまいます。定期的に掃除し、必要があれば交換しなければいけません。