注意点
ガス式はガソリン式と比べると非常に燃費が悪いため、ガス缶を多めに用意しておかなければいけません。予備の分を必ず持っていきましょう。アウトドア専用のガス缶(OD缶)しか使えないもの、コンビニなどでも買える家庭用のガス缶(CB缶)が使えるタイプの2タイプに分かれるので、対応しているガスを用意しましょう。OD缶の場合、コールマン純正のガス缶を使用するのをおすすめします。
コールマンのガス式ツーバーナーのメンテナンス
ガソリン式ツーバーナーには繊細なパーツもいくつかあり、定期的なメンテナンスが必要でした。ガソリン式と比べるとかなり簡易に使えるガス式もメンテナンスは必要なのでしょうか。
ガス式ツーバーナーのメンテナンス(Oリング)
ガス式ツーバーナーにおいて一番大事な部分はガス缶との接続部分です。その中でも一番大事な物はOリングです。Oリングは接続部分の内側についているゴム製のリングです。
寒暖差に弱く、ガス缶に差し込む際の衝撃などで簡単に傷がつき劣化していきます。傷がついていると隙間ができガスが少しずつ漏れていきますので定期的に交換が必要です。交換はいたって簡単で、つまようじなど細い棒でリングを取り出し新しいものと交換しましょう。
ガス式ツーバーナーのメンテナンス(ノズル)
バーナーの炎口部やノズルにススが付いてしまうことがあります。特にスープやカレーなどを吹きこぼしてしまい、ノズル部分に吹きこぼれがかかりそのまま焦げてしまう事も多いです。そうなると火力が弱くなってしまい安定しなくなります。目詰まりを取るか、カートリッジの交換が必要です。
カートリッジは販売されていないため、コールマン直営店やアウトドア用品を扱うスポーツショップなどで修理を依頼しましょう。
ガス式ツーバーナーのメンテナンス (本体)
普段の調理の中でも、フライパンや鍋などからこぼれてしまうことはよくあることです。その際落ちてしまった物やこぼれてしまった物が内側に付いたままですと焦げてしまいますし先ほど触れたノズルトラブルにつながってしまいますので使用後は綺麗に掃除しなければいけません。
ですがツーバーナーを丸ごと水洗いする事はメーカーより推奨されていません。中性洗剤などをしみこませた濡れふきんで綺麗に拭き取りましょう。
コールマンのガス式ツーバーナーのおすすめオプショングッズ
ガス式ツーバーナーを使用する際、あると便利なオプショングッズをご紹介します。
LPガス
LPガスはLiquefied Petroleum Gasの略称です。工業用はそうではありませんが、家庭用LPガスの主成分はプロパンになるので実はプロパンガスと変わりません。コールマン社からはLPガスタイプのOD缶とイソブタンガスが使用されているOD缶が販売されています。
イソブタンガスは寒冷地用ガスなのでLPガスと比べると少々値段が高くなります。基本的にLPガスタイプを使用して問題ありません。