その他にも手法は様々ですが、共通して言えるのは振れ幅を大きくしすぎないことです。あまりに大きいと、小さなワカサギが餌を追うのを諦めてしまい逃してしまう場合があるからです。また、餌が止まっているときに食いつきに来るワカサギもいるため連続して動かさずに制止する時間も必要です。
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ワカサギ釣りのコツを知ろう!③エサの交換はこまめに!
ワカサギ釣りで使う餌に、白サシ、紅サシ、ラビットウォーム、アカムシなどが挙げられますが、ポイントによって食いつきの良し悪しがあります。これはワカサギの嗜好によるものでしょうが、共通して言えるのは、餌から出るエキスの香りにワカサギは誘われてくるのです。
ワカサギは餌の鮮度を気にする?
ワカサギは、餌が古くなってしまうと喰いつかなくなります。餌交換直後のアタックで、群れが回遊してきていたりすると面白いほどにアタリがでることからも、鮮度が良い時ほど喰いつきが良いことを物語っています。
また使う餌には何種類かありますが、これらに共通して言えることはただ単に針に刺してつかうよりも、ハサミで傷付けたり、2本の針に刺して切り分けてしまうなどして体内からエキスを少し出すことがポイントとなります。このエキスが出ている間は、ワカサギが誘われて寄ってくるのです。
ワカサギ釣りではエサをこまめに交換しよう!
ワカサギ釣りで広く使われているサシですが、少しハサミで傷をつけると出てくるエキスにワカサギは誘われてきます。この白っぽいエキスは釣りをしている間に徐々になくなってしまいます。このエキスが出なくなくなってしまったのを目安に、こまめに餌を交換して行くのが得策と言えます。
ワカサギ釣りのコツを知ろう!④アタリの感覚を知ろう
ワカサギが餌に喰いついた際、竿へ伝わってくる手応えをアタリと言います。とても小さな魚であるワカサギのアタリは、それはそれは繊細で最初は気付きもしないかもしれません。目で見て、手で感じて。この感覚を自分のものにするところから釣果が育っていくのです。
ワカサギ釣りのアタリの感覚は一匹目に注目
最初はこのアタリの感覚がどんなものであるのか、果たして気付く事が出来るのだろうかと神経を最大限に集中させるはずです。最初の一匹目のアタリの感覚を全身で感知し、覚えていく。それが勝利への道筋と言っても過言ではありません。
とは言えとても可愛らしいアタリですので、最初は見逃してしまっても仕方ありません。経験あるのみです。
アタリがでたらすかさずアワセを行います。アワセとは竿を上げ、ワカサギの口に針を引っ掛ける動作です。こうすることでワカサギに逃げられてしまうことがなくなります。この一連の動作を通しアタリの感覚を身体で覚えることで、アタリが来る度に自然とアワセが出来る様になっていきます。
ワカサギ釣りのアタリの感覚をつかんで爆釣りしよう
アタリの手応えを身体が覚えてきたら、後は失敗を恐れず誘いを入れ、次々アワセて釣って行きます。小さなワカサギのアタリの手応えさえも逃さなくなってきたら、こっちのものです。後は時間や餌、寒さと相談しながらひたすら釣って行くだけです。ポイントにもよってきますが、きっと嬉しい釣果が得られるはずです。
ワカサギ釣りのコツを知ろう!⑤置き竿はしない
置き竿とは、台などに竿を置いたままターゲットがかかるまで放置しておく手法です。海釣りなどで良く見かけますが、ワカサギにはこの手法は適しません。ワカサギ釣りは時間との勝負ではなく、誘いとアタリへの早い対応が求められるものですから、是非手をかけて楽しんでください。
ワカサギ釣りは置き竿をしないのが基本
ワカサギ釣りは誘いが不可欠なので、置き竿はオススメしません。ワカサギに活きた餌だと思わせ、見事喰いつかせるためです。いくら新鮮な餌であっても、全く動いていないとワカサギはあまり興味を示しません。また、すぐにアワセを行える様に、仮に竿を台に置いたとしても手をかけておくのが釣果をあげるには不可欠です。
ワカサギ釣りでは常に竿を動かそう
ワカサギ釣りでは、2~3回上へ竿を動かし数秒制止して、再度2~3回上へ、が基本です。餌を動かした方が、ワカサギの興味をそそりますし、近くにワカサギが居ない場合でも餌を見つけて貰う事に繋がります。その他にも、一度底につけてからスーッと引き上げたりと様々なテクニックがあります。
共通して言えることは、餌を長時間停滞させているよりも竿を動かして誘いを入れた方が釣果にはつながるのです。しかし、時にはこの停滞しているインターバルに食いついてくるワカサギもいますので、数秒間の制止時間も大切にしていきます。
ワカサギ釣りのコツを知ろう!⑥防寒対策はしっかりしよう
何といってもワカサギのシーズンは寒いので、この寒さに負けて釣りが楽しめなくては仕方りません。まずはしっかりと防寒対策を整えるのは非常に重要です。近年では薄手であっても温熱効果の高い服も多く出ていますから、気重ねなくても暖かくすることは難しくありません。動きやすく、楽しい時間が過ごせるコーデを整えてください。
ワカサギ釣りは寒い所で行う
秋から冬にかけてが本番と言われるワカサギ釣りですので、寒いロケーションの多いワカサギ釣りには防寒対策が欠かせません。健康を守ることは勿論ですが、手がかじかんで感覚がなくなってしまっては、大切なアタリを逃すことにもつながってきます。
ドーム船など中には温かい環境でのアタックもありますが、待ち時間は寒いもの。脱ぎ着することが出来、自分で調整をできる防寒対策を整えることが重要です。寒さでリタイアしてしまったり、翌日体調を崩してしまっては折角の時間が台無しです。最後まで楽しみ尽くすためにも、しっかりと防寒対策をするのが大切です。
ワカサギ釣りでは手の感覚が大切
ワカサギ釣りは寒い環境下で楽しむものなので、手がかじかんでしまってアタリに気付かなくなっては元も子もありません。手袋はする人もしない人もいますが、吊り上げた時の作業があるので使うならば指先が空いているタイプの物が良いです。カイロなどの手先を温める物は必須なので忘れない様に用意してください。
ワカサギ釣りのコツを知ろう!⑦釣果情報はしっかりチェックしよう
当日を迎える前に準備しておくのは、持ち物や服装だけではありません。釣果情報、つまりどれくらい釣れるのかを、確認しておくことも大切です。サイトにもよりますが、どのような条件下でどの程度の数捕獲したのかを確認して対策を練るのも爆釣につながる近道と言えます。
ワカサギは回遊魚
ワカサギは回遊魚と言われ、適した水温や餌を探して一定の法則によって水中をとどまることなく動き続けている魚です。マグロと違って、止まると死んでしまうことはないため、止まって休息をとることはありますが基本泳ぎ続けます。そのため、天候や水温などによって出現ポイントも変わります。
ワカサギ釣りに行く場所の釣果情報をチェックしよう
近年はインターネットの普及によって、情報を得るのも楽になりました。どこの湖で、どんな気温の日に、どんなエサでこの様な釣果があがりました、と言う情報を事前にキャッチすることが出来ます。ワカサギ釣りへ出かける前には釣り情報を公開しているサイトが多数ありますので、予めチェックしておくのが大切です。
同じ場所であっても天候や餌をはじめ、様々な条件によって釣果は左右されますので、事前に調べておいたのに思うように釣果が上がらない場合はポイントを変更するのも有効と言えます。その際は当日の釣果情報をチェックすることで、同日釣れているポイントや有効な餌情報を見つけることが出来る場合もあります。
ワカサギ釣りのコツを知ろう!⑧手返しは素早く!
手返しとは、ワカサギを吊り上げてワカサギを取り、再度仕掛けを投入することです。この一連の動作を素早く行うことを手返しが良い、と言います。手返し良く釣ることが出来れば、そのまま釣果に結び付いてきます。
ワカサギ釣りの手返しを早くするのが爆釣りのコツ
ワカサギ釣りで爆釣りを実現させるためになんといっても有効なのが、手返しの早さです。ワカサギの群れが近くに来ていても、アタリから次のアプローチまでにもたついていると、折角の群れが逃げてしまいます。
一度アタリが来たら、その群れが滞在する間にどれだけ手返し良く立ち回れるかが勝敗の分け目となると言っても過言ではありません。ただし、手返しを早くするコツは正直特になく、経験値がモノを言います。家でもイメージトレーニングが可能なので、アタリが来たらすぐにアワセて、リールを巻いて、と流れを把握しておくのが大切です。
ワカサギ釣りの手返しを早くするために周辺はしっかり整えよう
釣り場の環境を自分が使いやすく整える事も、手返しを少しでも早くするためには欠かせません。吊り上げたワカサギを保管するバケツやリールの位置、椅子の高さなど、少しでもスムーズに動くことが出来る様に調整していきます。また、電動リールを取り入れるのも一つの手です。一度使ったらやめられません
準備とイメージを整えて爆釣を目指そう
ここまでワカサギ爆釣りを目指して書いてきましたが、いかがでしたか。初心者やお子様でも釣果を期待でき、またベテランにとっても奥深くいつまでもテクニックを追及したくなる魅力的な冬のレジャーです。
手ぶらでレンタル釣りができるロケーションも沢山ありますので、是非お友達と、ご家族と、一度は楽しんでみていただきたいものです。