フロロマイスターの評価とインプレを紹介!コスパが良いって本当?

釣りにおいて欠かせない道具の中のひとつであるライン(釣り糸)。感度が良く、しかも切れ辛く強いラインとして人気のフロロカーボンラインの中で特にコスパが良いと言われているシーガーフロロマイスターの評価や特徴などをご紹介します。

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自然大好き!星空大好き!! 母親譲りの星空好きが転じて、トレッキングを皮切りにアウトドアに目覚めました。現在は子育てと並行して週末アウトドアを楽しんでいます。
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フロロマイスターの評価について

強さ、しなやかさ、そして低コストで使いやすいフロロカーボンラインとして、今とても注目されているのがこちらのフロロマイスター。勿論高級ラインと新品勝負をしてしまうと勝てはしないものの、そこをカバーするのは驚くべきコストパフォーマンス。惜しみなく巻き直すことが出来ます。

何度も使った高級ラインと新品のフロロマイスターを比較したら、新品フロロマイスターに使用感もコスパも軍配が上がると言う話が多く出ているようです。こちらの動画でも他社の同価格帯のラインと比べるとミドルクラスに匹敵するのでは?とのコメントもありました。更にはやはり安い!と言うところが何といっても魅力の様です。

フロロマイスターの発売元、クレハってどんな会社?

クレハってどんな会社?

釣り人にとってクレハと言えばシーガーシリーズの発売元。唯一フロロカーボンの原料の取り扱いをしている会社であり、パイオニアです。その他、一般的に有名な商品としてはあのクレラップも同社の製品です。ラインもラップも、1ランク上の上質を感じさせる製品ですね。

1944年に呉羽紡績より分離し独立したクレハ。売れ筋はキッチン周りの製品でありながら、これまでのラインとは全く違う新素材であるシーガーのラインも他にない素晴らしい商品です。

フロロラインのパイオニア、シーガー

クレハが開発したふっ化ビニリデン樹脂「KFポリマー」を原料として作られるフロロカーボン。シーガーは自社で開発した原料を使って新素材ラインの製品開発を進めている、まさにフロロカーボンのパイオニア。唯一無二のブランドと言えます。数あるフロロの原料はクレハで開発されていることもあり、他社には負けていられません。中でも昨今人気が上昇しているはコスパに優れるフロロマイスターです。次章ではシーガーが誇るこれらのブランドについて公表されている特徴について見て行きましょう。

フロロマイスターの特徴とは

とても高評価なフロロマイスターですが、同価格帯のラインと比べて、まずライン自体の強さ、柔らかさについて高評価がついているのは冒頭の動画内にもありましたが、本章では公表されているその特徴を見てみましょう。

  • 引張強度、結節強度ともに非常に強い。
  • 光の屈折率が水と非常に近いため水中で見えにくい。
  • 比重が重いため、沈みが早い。
  • 吸水性がないため長持ちし、水切れに優れている。
  • こしがあるのでちぢれにくい。
  • 伸度がナイロンに比べて小さいため、魚信がとりやすい。
  • FNT製法(Flexible Non-Twist製法)により、強度を落とす事無く、効果的に糸よれ、縮れを改良し、しなやかで使い易い釣糸を実現。
  • 独自の二重構造技術により、結節強度、伸びにくさ、耐衝撃性、しなやかさなどをバランスよく実現。

(引用:クレハ公式ホームページ)

強度や吸収性、こしがあることで丈夫さを。製法を駆使して、糸よれや縮れと言ったライントラブル回避をしています。また独自製法により感度の良さなどユーザー目線の使い心地も実現している様ですね。更には驚きのコストパフォーマンスも手に入れたフロロマイスター。実際のユーザーの声も見てみましょう。

現場より。ユーザーのインプレは?

以下はユーザー目線のコメントです。高級ラインと比較検証された方もいらっしゃる中、なるほどしっかりとその強度やしなやかさといった点でしっかりと満足度を抑えている様ですね。

割高なリーダー専用ラインと遜色ない性能と使い勝手のフロロカーボンラインです。これは遠慮なく使えるラインなので傷がついたら躊躇なく結び直し出来ます。

(引用:Amazonカスタマーレビュー)

R18フロロリミテッドには、価格以外の全ての面で負けていると思います。しかし数回使ったリミテッドと、新品のフロロマイスターを比べたらどうでしょうか?もちろん使い方にもよりますが、後者が勝るというのが私の率直な実感でした。(特にカバー撃ちなどではその傾向が強いと思います)

(引用:DeeeP STREAM)

フロロマイスターの最大の特徴はコスパ最強説

フロロマイスターの一番の魅力と言えば、既出の通り高コスパな点ではないでしょうか。お値段も300mで1500円前後と言うお手軽さ。Amazonさんでチェックしたところ、1500円でおつりが来る程でした。(2018年9月22日現在)

勿論ただ安いだけではなく、その巻き量も大満足です。例えば16lb、24lbは240m。それ以外は320mでなんと4回巻くことが出来るボリュームです。従来の高級ライン使用で1巻き1800円程かかってしまうことを考えたら、驚くべきコスパであると言えます。80m毎にマーキングシールがあり、残りの長さが記載されている気遣いもあります。

気になるフロロマイスターの強度

このフロロマイスターは既出の通り、フロロカーボンのパイオニアであるクレハさんのボビン巻き安価フロロカーボンライン。強度についてももちろん多くの絶賛コメントが挙げられていました。

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