カレイについて知ろう!レシピや捌き方もご紹介!

カレイは平たい魚で、食用としてなじみの深い魚です。この記事ではカレイの捌き方やレシピ、ヒラメとの見分け方を紹介します。カレイついて知り、おいしいカレイ料理を作りましょう!この記事でカレイやカレイ料理の魅力が伝われば幸いです。

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自然大好き!星空大好き!! 母親譲りの星空好きが転じて、トレッキングを皮切りにアウトドアに目覚めました。現在は子育てと並行して週末アウトドアを楽しんでいます。
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カレイとはどんな魚?

カレイは海底の砂や砂利に潜んでいる平たい魚です。肉食で主に小魚や無脊椎動物を食していますが、釣りではゴカイやワームなど虫類を用いることが多いです。水深30センチから、中にはなんと1000メートル近い深海に生息する種類もいます。

カレイは平たい魚

カレイは海底に潜む習性のある魚で、砂などに潜りやすい平たい体をしています。同じ平たい魚として迷いがちなヒラメとの違いは目の位置です。「ヒ」ラメは体の左に。カレイは右に両目が集まっています。(一部、ヌマガレイなど目の位置が違う種類もあります)。目がある側は種類にもよりますが黒に近い色をしており、腹側は白くなっています。

カレイはたくさんの種類がある

平たい魚にはカレイとヒラメがいる事はわかりました。更にカレイと一口に言っても、実は沢山の種類があるのです。その違いは大きさであったり、形や色、生息する水域など本当に様々です。こちらでは中でも有名な種類をいくつか挙げてみました。参考にしてみて下さい。

マガレイ

カレイの代表、の意からこの名が付きました。見た目の特徴としては、体長は40~50センチ。円に近い形をしており、黒褐色です。水深150メートルまでの比較的浅い水域に生息しており、産卵は3~7月に沿岸の浅場です。煮付や塩焼き、照り焼きなど様々な料理に使われています。

アカガレイ

水揚げされた際、血がにじんだ様な色が現れることからこの名が付きました。見た目の特徴としては、体長は40~50センチです。上あごより下あごの方が付きだした受け口の様な大きな口を持っています。水深40~900メートルと言う幅のある水域に生息し、産卵期は晩秋から冬にかけてです。唐揚、カルパッチョなどの生食など様々な料理に使われています。

イシガレイ

石の様に固い骨質の板が、目がある側にあることからこの名が付来ました。見た目の特徴としては、体長は50センチ前後です。水深30~120メートルまでの浅い水域に生息し、産卵は12~2月に沿岸の浅場です。刺身や塩焼き、煮付に適しています。

カレイの生態

カレイは海底の砂や砂利の中に潜み、待ち伏せて狩りをする肉食魚です。主に小魚や無脊椎動物を捕食します。周りに色を合わせる擬態は不得意ですが、種類によっては目がある側の黒色素胞(メラノフォア)と言われる斑点の大きさを変えて周りに擬態するものもいます。

カレイは海底に生息している

カレイは、ヒラメと違い周りに合わせて色を変えるのは苦手なので、それをカバーする意味もあり海底の砂や砂利に潜り身を隠します。捕食も、この状態から寄ってきたゴカイなどの海底生物を捕まえるのです。砂地に潜った際に周りを見ることが出来る様に、目が身体よりも少し飛び出しています。

カレイの幼魚は平たくない

平たい魚と言うイメージが強いカレイですが、実は孵化した直後は浮袋もついており平たくありません。更には目も他の魚と同様に左右に分かれてついているのです。しかし成長するにつれて目は徐々に右へ移動、そして浮袋も取れて独特の形へと変体していくのです。

カレイはワームで釣りができる

ゴカイやイソメをはじめ、カレイは普段からこうした虫類を捕食対象としています。しかし、これらの虫類は針に刺す際に噛みついてくる場合もありますし、何といっても臭い。そういったマイナスイメージが強いものです。そこで強い味方、ワームの登場です。見た目はそう変わらないけれど、もちろん噛まないし、臭くない。その上しっかり釣れます。是非試してみてください。

カレイ料理と捌き方

カレイは釣りは勿論、そのあとの料理も楽しみな魚です。様々な調理法があるので、今夜はどうやって食べようかななんて毎回考えるのも楽しみになってしまいます。ここから先は釣りから離れて、カレイのさばき方からオススメ料理までご了解して行きます。

カレイは料理が有名

釣りも人気がありますが、カレイの魅力はそれだけではありません。煮付や唐揚げをはじめ、カレイの料理はおふくろの味からオシャレな料理まで有名なものが沢山あります。食べるのをメインにしている釣り人も少なくはないはずです。

カレイの捌き方

カレイのさばき方は調理法や人によりさまざまです。こちらでは一つの例として五枚卸と言われる、内臓も取り出しやすい頭を外して卸す手法を手順を追って紹介します。匂い移りが気になる方は、是非ビニール手袋を使用してください。

カレイの捌き方①ぬめりと鱗をとる

出典:youtube

まずはカレイのぬめりと鱗を一緒に取っていきます。包丁の背を使ってカレイの表面を添わせる様に動かし、こそげ落としていきます。カレイの鱗は表だけではなく裏にもあります。ヒレの脇など取れづらいので、忘れずに取り除く様にしてください。

カレイの捌き方②頭を落として内臓を取り除く

出典:youtube

頭を左に置きます。胸ヒレの付け根から、背びれの後ろとえんがわの間のスペースを目安に包丁を入れて頭を落とします。切り口を見ると内臓が見えますので、包丁の切っ先で掻き出す様に取って下さい。水洗いしてきれいに仕上げて行きます。

カレイの捌き方③えんがわに沿って切り込みを入れる

出典:youtube

背ビレと尻ビレの付け根、いわゆるえんがわ部に沿って包丁を入れていきます。これは、後で身を剥がすときのガイドとなるので、目安として切れ目を入れる程度で大丈夫です。包丁を滑らせる様に入れていきます。

カレイの捌き方④尾と中心に切れ込みを入れる

出典:youtube

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