ポイントを大きく川と海の2つに分けてみましょう。こちらもうなぎの生態の小見出しで紹介しましたが、海にいる時は生まれたばかりの小さい時と産卵期の時しかいないので、川にいる場合が圧倒的に多いです。なので川で釣りを行う方が釣れる可能性が高いでしょう。
うなぎは汽水域がおすすめ
うなぎは川で釣る方が釣れる可能性が高いことがわかりました。しかし川に絞ることができたといっても、細かく分けるとたくさんの場所があり、まだ範囲が広いのでもう少し場所を絞っていきます。
実はうなぎの生息数は汽水域が多いです。生息数が多い場所で釣る方が当然釣れる可能性が高いので、そこを狙いましょう。汽水域とは淡水と海水が混じっている場所のことで、別の言い方だと河口部や下流のことです。
うなぎ釣りのポイント:日中
かなり釣りをすべきポイントが絞れてきました。ここで日中と夜間の時間帯についてのポイントを挙げておくことにします。このポイントを使ってうまく釣果に役立ててください。まずは日中のポイントから見ていきましょう。
こちらもうなぎの生態の小見出しで紹介しましたが、うなぎは夜行性なので、日中は活動的ではありません。日の光が当たらない隠れられる場所にいます。例えば岩などがたくさんある場所や濁っている場所などを狙うことがポイントになります。
うなぎ釣りのポイント:夜間
夜間に行う釣りのポイントは、時合いを狙って釣りをすることです。初めて聞く人のために説明すると、時合いとは魚がエサをたくさん食べる時間帯のことを言い、その時に釣りを行うことによって釣れる可能性を上げることができるのです。
うなぎは夜行性なので日没後数十分でエサを探しに動き回り始めます。そこが時合いになります。ただし、その後長時間エサを探すわけではありません。うなぎが満腹になれば釣れにくくなります。なので時合いは2時間ぐらいを目安にすると良いでしょう。ちなみに夜間の場合は、日中と違い場所にこだわる必要はありません。
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うなぎ釣りの時期
うなぎの生態を利用しながら、詳しい場所に絞り、時間別のポイントを見てきました。次は、時期を見ることにしましょう。うなぎは広い範囲の時期を楽しむことができるのですが、一つだけ注意すべきことがあり、そのことも踏まえて見ていきます。
うなぎ釣りの時期は春から秋
時期を詳しく知っておくことは釣果に大きな影響を与えます。もう少し具体的に言うと、うなぎは4月から10月が時期になります。寒い中で魚が餌に食いつくのをじっと待っているのは体力的に辛いですから。そういった意味では暖かい時期がシーズンだということは、釣りを始めやすい理由にもなります。
うなぎが一番おいしいのは秋
これは聞くと意外と思うかもしれませんが、うなぎは秋が一番おいしく食べることができます。テレビなどでは夏バテ防止というテーマで、うなぎの料理は必ずと言っていいほど、夏の季節に紹介されています。
もちろん栄養面でも夏バテに適しているし、夏でもおいしく食べることができます。ではなぜ、秋が一番おいしく食べることができるのでしょうか?それにはちゃんとした理由があるので、次の見出しの中で触れていきます。
うなぎは冬眠する生き物
冬眠するということは、冬眠する前にたくさんの食べ物を食べて脂肪を体の中に蓄えなければならないということです。別の言い方をすると、秋のうなぎが一番脂が乗っているので一番おいしいということになります。ただし、冬眠するということは、自身の活動をやめてしまうので、冬は望んだ釣果は得られないでしょう。