コールマンの「ダークルーム」が2018年度グッドデザイン賞受賞!

ただ荷物置きと眠るためだけにテントを買うのはもったいないです。この材質なら、スクリーンを持ち込み室内で映画の上映会やゲームをすることも可能です。カップルで楽しむ際に、夜は室外で星空を眺めて、室内では静かに映画を見ると、雰囲気たっぷりで特別な空間になる事でしょう。

または、クーラーボックスも、外に出したままにするとすぐに中の氷も溶けて、せっかく持ってきた材料もぬるくなってしまいますが室内に置くことでずっと冷えた状態を維持できる等、使い方や利点が多くあります。

「ダークルーム™テクノロジー」の開発裏話

2018年度グッドデザイン賞を受賞したこの技術はどのような目的で作られたのでしょうか。評価されたポイントや開発の裏話やこれからどのように活用されていくのか、ご紹介します。

「ダークルーム™テクノロジー」は夜が暗くならない欧州生まれ

実はこの材質はアメリカで開発され、3年も前から販売していたものでした。夜の9時になっても北米やヨーロッパの夏は空が明るく、子どもたちは外の明るさと興奮で寝たくても寝れないという悩みを解決するために生まれた製品でした。

「ダークルーム™テクノロジー」では夏の暑さ対策に活用してデビュー

日本の夜は、夏でも19時ぐらいには真っ暗になるため、明るさをなんとかしたいというアメリカのコンセプトではなく、夏に太陽が昇っても涼しくいられる「暑い夏でも涼しいテント」というコンセプトでデビューしたところ、大ヒット。コールマンは海外で開発されたアイデアや技術を自国のスタイルにあわせて提案する、という応用性があります。

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