機能面ではノーススターに一歩譲りますが、ランタンとして独特の味わいがあるのがツーマントルです。明るさも申し分なく、キャンプサイトの太陽にも擬せられます。贅沢とも言える灯りをツーマントルは楽しめるので、本格的なキャンプ気分に心から浸れます。
少人数のキャンプならワンマントル
コンパクトなので、ソロキャンプや少人数のキャンプに向いているのがワンマントルになります。一部ではこの灯りがキャンプに必要という声まであるほどです。暖かい光と燃焼音に癒されるという人の多いランタンです。
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コールマンガソリンランタンのメンテナンス① マントルの空焼き
使用手順も踏まえてのメンテナンスになりますが、使用前には空焼きをすることが必要になります。マントルは空焼きしてからでないと使用できないので注意します。この様にガソリンランタンは手間暇と時間が掛りますが、楽しむ心の余裕が大切です。
新しいマントルは使用前に空焼きが必要
新しいマントルをガソリンランタンに付けた際には、使用前に空焼きが必要になります。もし空焼きしないで着火すると、マントルが縮小して充分な光量を得ることができません。もちろん空焼きする際には、先にポンピングをするのが重要です。
コールマンガソリンランタンのメンテナンス② ポンプキャップ
ポンプキャップにも注意が必要です。内側の中の方にあるエアーステムをチェックします。これが曲がっている場合はスムースにポンプノブが動きません。またポンピングの使用パーツ部品の”ポンプカップ”には、専用のオイルである”リュブリカント”を2-3滴、ポンプキャップの穴に注入します。
劣化のはやいポンプカップは定期的に交換しよう
ポンプノブの先端部分にある部品が”ポンプカップ”です。マントルに続き寿命が早く尽きる部分です。このポンプカップが乾燥している状態になっていたり、又は破損していると空気がスキマから洩れてタンク内に入りません。劣化のはやい”ポンプカップ”ですので、ある程度定期的に交換しましょう。
コールマンガソリンランタンのメンテナンス③ 燃料の保管
不純物の少ないホワイトガソリンは、保管も冷暗所などで行うと成分の変化はありません。問題は容器の方で、一度フタを開けれたものには当然空気が入っています。空気中の水分が気温差などで結露し、錆びてしまうことがあります。また開栓の際の異物混入にも注意が必要です。
燃料タンクに入れっぱなしは厳禁
燃料タンクに燃料を入れたままでも、ごく短期間であれば特に問題ありません。ただガソリンの保管の際と同様に、空気中の水分が気温差などで結露し錆びてしまうことがあります。使いきるか抜き取るかが重要で、燃料タンクに入れっぱなしは厳禁です。抜き取る際は残ガソリン抜き取りポンプが便利です。9
コールマン 残ガソリン抜き取りポンプ
- サイズ:長さ約60cm
- 重量:約40g
- 材質:ホース.塩化ビニル樹脂、キャップ.耐油性ゴム、ホース金具.真鍮