アカメフグって?生態・釣り方・食べ方のご紹介

アカメフグ(ヒガンフグ)の美味しい食べ方

アカメフグの身は透明感があり、その美味しさはトラフグにも匹敵するほどと言われています。刺身で食す場合、釣ってすぐの新鮮なものだと身が固く旨み成分も少ないので、冷蔵庫で5~7日ほど寝かせると熟成され身が柔らかくなり、甘みも出てきます。

アカメフグ(ヒガンフグ)の食にまつわる注意点

フグ類は地方名で呼ばれることが多く、種類によって毒の強さや毒をもつ部位が異なるため、それが原因で食中毒を起こすケースが数多くあります。前述のようにアカメフグをヒガンフグ・ナゴヤフグなどと呼ぶが、アカメフグとヒガンフグは本来別の魚であるため、呼び名だけで種類を判断してはいないです。フグはテトロドトキシン毒性があるため、必ずフグ調理師の免許を持つ方や船宿などで、フグの種類を見極めて捌いてもらいましょう。もし免許を持たない方がフグを捌き、調理しようとした場合違法になりますので注意してください。

アカメフグ(ヒガンフグ)の料理

1、フグちり鍋

アカメフグの身のぶつ切りを、昆布だしと酒と塩だけのシンプルな味付けで煮込み、野菜は白菜やわけぎ、水菜などお好みの具材を入れます。身が適度にしまり、フグのだしとフグの旨みを存分に堪能できます。お好みでポン酢をつけて食すのも絶品です。

2、お味噌汁

適宜に切ったフグの身を、昆布だしで水から煮出し、ナスや大根などの水分を吸いやすい野菜を加えます。身に火が通ったら一度火を止め、味噌を溶き入れます。フグのだしとフグの身や野菜の風味を味噌がまとめ、非常に旨みのある滋味豊かなお味噌汁ができあがります。

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