いわしの煮干が一般的ですが、エソの煮干は雑味もなく甘めの上品な出汁が出ます。また、生産量が少ないため高級品で希少価値が高い煮干です。エソの煮干は、いわしのように頭を取らなくても上品で絶品の出汁がでます。
ごまだしうどん
「ごまだし」とはエソのすり身と煎りゴマを混ぜ合わせ味付けしたもので、お湯で伸ばし青ねぎや刻みのりを加え、うどんを入れて食べる大分の郷土料理です。上品なエソの出汁がおいしいく味は絶品です。
エソを釣ってみよう
わざわざ釣りに行くというよりは、かかってしまう外道の魚というイメージが強い魚です。しかしエソは、意外にも高級魚なのです。そこで、ここでは敢えて釣り上げるための方法についてお伝えしたいと思います!
エソは十分楽しい釣り魚
どんなに大物を狙ってもエソしか釣れない、なんていうほど暖かい海ならどこにでもいる比較的釣りやすい魚です。だから、敢えてエソを狙えばきっと手ごたえ十分の釣りが楽しめます。エソを狙えば、ショアジギングは楽しくなります。また、あじの泳がせ釣りでは、エソが面白いように喰らいつきます。
エソ釣りの時期と時間
エソ釣りは、地域にもよりますが春から秋にかけてが狙い目とされています。この海水温が高めの季節に産卵期を迎えるため、丸々と太ったエソが釣れます。夜行性で昼間は海底の砂の中で息を潜めていて夜に表層まで捕食に来るようですが、昼間でも海底近くを狙えば十分釣れます。エソが活発な季節であることもポイントです。
エソを狙うならココ
暖かい海のどこにでもいると言われていますが、浅瀬から少し沖に出た水深100~200mほどの海で、かつ、海底に砂地のある海を好んで棲んでいます。また、季節によっては、小あじやいわしが群れになっているような護岸付近でもたくさん釣れます。
エソの釣り方を紹介
外道の魚と言われリリースされることが多い魚ですが、敢えてエソのベストな釣り方を研究することで楽しくエソを迎え入れてみましょう。反対にエソがかからなくなる方法も見つかるかも知れません!
エソ釣りの仕掛け
肉食のエソは、あじなどの泳がせ釣りでもよく食いつきます。また、ショアジギングならルアーでどんどん釣れます。また、ジェット天秤を取り付けた投げ釣りなら海底近くの釣りが簡単に行えます。
エソ釣りのタックル
引きが強いため、タックルは、できれば強めのものが向いています。全長240m~300mぐらいのロッドで、30gのジグをキャストできる性能があるものなら何でも大丈夫です。しかしながら、何にでもよく食いつく魚なので、あまり考えすぎずにショアジギングなどで使用しているものをそのまま持っていきましょう。
エソ釣りのポイント
浅瀬から少し沖に出た水深100~200mぐらいの海で、かつ、海底が砂底の海を好みます。そのため、エソが好む場所を見つけてから釣りを始めることがポイントとなります。ショアジギングなら、沖のほうに遠投し海底近くを狙うためにしっかりとジグを着底させることがポイントとなります。
エソのおすすめタックルを紹介
どのようなタックルが適しているのでしょうか。今使っているものでだいたいいけます。しかし、先にお伝えしたとおり、大きいもので50cmにもなりどう猛で引きが強いことがあるため、強めのタックルが適しています。そこで、エソにかぎらずショアジギングで使えるタックルの一部を紹介します。