より一般的な餌としてアオイソメやゴカイなどがあります。針にかける方法はワームと同じですが、生き餌なのでそれ自体が動いてくれるために、あまり神経質につけなくても、効果は現れます。匂いが強く、食い気を誘ってくれます。
ジグヘッドに餌をつける:エビ
扱いやすくアタリにつながりやすいのがオキアミやシラサエビなどの小ぶりなエビです。針のかけ方はお尻から腹に抜く形で掛けます。動きをつけなければいけないので、なるべく水中で動きやすいように掛けることが必要です。
ジグヘッドに餌をつける:キビナゴ
キラキラと水中でも存在感の出せるキビナゴも、ワームの代わりに餌として使います。口から背中に抜く形で針をつけます。泳ぐようにアクションさせるため、ワームと同じように真っ直ぐに掛かっている状態にします。
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ジグヘッドは自作できる
シンプルな釣りが楽しめて、さらに自作することも楽しめてしまうのがジグヘッドです。安くて自分の思い通りのサイズのものを簡単に作れてしまいます。さらに、こだわった作りのものを作る楽しみもあります。消耗品の補充という意味だけでなく釣りの前にもジグヘッドを作ることで楽しめます。
ジグヘッドは自作するとコスパがいい!
基本的に使う材料のコストが低いので、ちょっとの時間を作業に割くだけで自分の思ったサイズのものが作れます。最初に持っていない道具を揃える場合以外は数十円かかるだけなので、コスパの良さがあります。根がかりなどで無くしてしまうことの多いジグヘッドなので、低く値段を抑えられることは続けていくのに必要なことです。
ジグヘッドを自作するときに必要な道具
一番簡単に作る場合には、ラジオペンチと接着剤だけあれば作れてしまいます。重さを量るためのはかりがあるとジグヘッドを使うときに重さがわかるので便利です。さらに凝ったものを作る際には、ニッパーや鉄ヤスリを用意しておくと形状を変えることができます。
ジグヘッドの自作の方法
オモリには丸い形状のガン玉や楕円形の形をした割ビシを使います。針は柄の部分が曲がった形状のものを使います。オモリの割れ目が針のセンターに来るようにして軽く締め込みます。その後接着剤を流し込んでさらに締め込めば完成です。
ジグヘッドにはケースがあると便利
スタイルに合わせて使い分けたり、魚の反応によっても替えていく必要があるジグヘッドは多くの種類を持つことで対応していくことができるので、それを収納するものも必要になってきます。すぐに取り出せるものであれば、機会を逃すことなくすぐに交換することができるので便利です。
ジグヘッドは複数持ち歩くことが多い
表層を狙ったり、落とし込んだりする釣り方に対応するためにも複数持っていれば安心です。ジグヘッドを管理しながら便利に使うためにも種類別にわけられるようなケースがあれば、的確に使うこともでき釣果の結果としても現れてきます。
ジグヘッドにおすすめな収納ケース:ジグヘッドケース ver.2
スリットが右に10列と左に12列入っていて、整理のしやすいマットが特徴のサーティフォーのケースです。素材が発泡ポリエチレンで作られているので、針の刺さりがよく収納時に手間取ることがありません。さらに取り出しやすさも兼ね備えているので非常にスムーズです。
ジグヘッドにおすすめな収納ケース:スリットフォームケース F-9
価格を抑えつつ整理できる収納ケースがメイボウのケースです。取り回しのいいサイズ感で146×103×23mmとポケットにも入れられるので、移動しながらの釣りなどで活躍します。さらにスリットも出し入れがしやすくなっているので、交換の際にもスムーズに出来ます。
ジグヘッドにおすすめな収納ケース:月下美人 ジグヘッドケース
デザインにもこだわりがあるのがダイワのケースです。中身が見える透明の蓋なので、即座に使用するジグヘッドを見つけることが出来ます。裏にはワームなどの小さいものを入れておくスペースもあり、収納力に優れたケースです。
ジグヘッドのおすすめ15選|メバリングにおすすめ
様々なメーカーから出ているジグヘッドの中から、メバリングに適したおすすめのものを紹介していきます。環境や季節によっても使うジグヘッドは変わってきますが、自分のスタイルに合ったものを選ぶことで、釣ることを快適に楽しみながら行うことが出来ます。
①ダイワ 月下美人 SWライトジグヘッドSS
丸みのある形状のジグヘッドで、繊細なアタリでも感じることができるのが特徴です。形状から遠くへ飛ばすこともでき、さらにアクションを付けるのが容易にできます。目のついたデザインやその扱いやすさから人気を集めているモデルです。
②ハヤブサ メバル専用ジグヘッドまっすぐ
矢じりの形をしたオモリと特徴的な2本のまっすぐな柄をもつジグヘッドで、この形状からワームを取り付けることが簡単にそしてスピーディーにすることができ、さらに真っ直ぐつけられるので角度を間違ったりするなどのミスを防ぐことができます。
③シマノ ソアレ スフェーラヘッド
表層から深い場所まで広いエリアをカバーできるモデルです。短めのシャンクはアクションをつけやすく、さらに吸い込みやすい形状になっています。オープンゲイブの針がスピーディーに魚の掛かりを促し、バレにくいという特徴があります。
ジグヘッドのおすすめ15選|バス釣りにおすすめ
コントロールしやすくて、あらゆる範囲を探ることができるジグヘッドは、基本的なバス釣りの仕掛けとして定着しています。ワームの種類やリーリングを変えることで様々なアクションを与えることができます。
④カツイチ プラスマジック VJ-74
投げるのに適した丸型のオモリがついた形状で、ポイントを適切に狙うことができるモデルです。コンディションに合わせた釣りに対応できるので、ワームとの組み合わせで、釣果を期待することも出来ます。チューブキーパーがついているのでワームがずれてしまうことを防ぐことが出来ます。
⑤がまかつ ラウンド26R
動きのあるアクションでバスの食い気を誘うラウンド26Rは、外れにくいワームにするためにキーパーを太くすることで対応しています。グラブ系などに適切な形状をしているので、スイミングなどで使用します。
⑥ハヤブサ FPJ960
独特の形をしたダブルリングのキーパーは、水の抵抗などで外れやすいワームをしっかりとホールドすることが出来ます。アクションがしやすいように短いシャンクを採用し、バラしにくい針の形状です。動きが必要なときに使うと効果的です。
ジグヘッドのおすすめ15選|アジングにおすすめ
その時の環境などのコンディションで使い分けをしていくジグヘッドは、活性があるかどうかやアジの集まり具合によってもその形が変わって来ます。その時々に対応できるものを選ぶことで、数や良サイズを釣ることができます。
⑦ティクト アジスタ Sサイズ
遠くへ飛ばすことが出来ながらも、軽量でさらにスマートな針を採用しているモデルです。ハイカーボンの素材が細くても耐久性がある針を実現しています。長持ちして取り回しがいい、そして操作性にも優れています。
⑧カツイチ アジドライブ
しっかりとアワセに反応して掛けることのできるオリジナルの細い軸を持っているので、バラすことなくアジに刺さりこみます。また、効率良く釣るためにワームのズレを無くすため、がっちりとロックできるキーパーがついています。
⑨サーティーフォー ダイアモンドヘッド
これ自体が煌めいて刺激するとともに、ダイアモンドが水流をランダムに受けることで、様々な動きを実現することが出来ます。また、針先の素材に合金を使うことで、粘り強く感度が良いという効果を得られています。
ジグヘッドのおすすめ15選|根魚におすすめ
トラブルに見舞われやすい環境下で使用するジグヘッドは、その環境に適した形状や動きをするものを選ぶことで、スムーズで快適な釣りをすることが出来ます。根がかりやついてきてしまうゴミなどを回避するための機能が大事になってきます。
⑩ハヤブサ FINAチヌ・根魚専用ジグヘッド 底まっすぐ
起こり得る根がかりを姿勢を崩さないようバランスを取ることで回避する機能のあるモデルです。さらに、海藻やゴミなども拾わないよう工夫がされているので、安心して使える効果的なジグヘッドです。
⑪ささめ針 スリーパーマッチョJ302
水中と海底での動きを変えることで根がかりに対応したモデルで、水中時にはワームが横になり、海底ではワームが浮き上がる形をとります。根がかりのしにくさなどから人気を集めているジグヘッドです。
⑫オーナー JH-80ボトムショット
着底するタイミングがワームよりも早いために、根がかり回避をすることができます。さらに独特な形状は、石の隙間での安定に一役買っており、その面からも根がかりを防いでいます。また、発光するタイプなので、夜や海底などで根魚を刺激することが可能です。
ジグヘッドのおすすめ15選 |初心者におすすめ
気軽に使えることができる、エントリーモデルには失くしたときにバックアップできるよう数が多く入っているものや、トラブルの影響をできるだけ避けることができる機能を持ち合わせたものが最適です。
⑬メジャークラフト OTHD
気軽に使えてコストも抑えることができるモデルです。25個入りなので根がかりしやすく消耗してしまっても、替えがあるので安心して釣りに望めます。さらに強度もあるので、コスパに優れたジグヘッドです。
⑭ハヤブサ FINAアジング専用ジグヘッドあじロックグロー
真っ直ぐにかけることが最初は難しいワームも、蛍光のキーパーがあるのでそれをガイドに取り付けることができます。さらに掛かりのいい針を採用しているので、バレることも軽減することができます。
⑮ジャズ 尺ヘッド DX mini Dタイプ
小さな針とその形状で小ぶりな魚もしっかりと掛けることができます。またダートアクションをつけることで右へ左へと独特の動きをさせるヘッドなので、魚を刺激して食い気をあげてくれます。その時の魚のコンディションを確かめるのにも有効です。
ジグヘッドは長く深く楽しんでいける
ジグヘッドの根本的な使い方がわかったあとは、さらに深くあらゆるケースでの使用方法を考えていくと楽しみが増していきます。釣果を上げるためだけでなく、海や川そして湖などの環境を知りながらジグヘッドを使うことで驚くほど簡単な仕掛けで満喫することができます。
ひとつの仕掛けというだけでなく、こだわれるギアとしてのジグヘッドを存分に楽しんでください。