サワガニってどんなカニ?その生態から飼い方まで徹底解説!!

サワガニのことをどれくらい知っているでしょうか。知っていそうで知らなかったサワガニの生態や特徴、また、実はとっても楽しいサワガニの飼い方について紹介します。サワガニの飼育では必要な準備や餌のあげ方、注意点など細かく説明します。

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サワガニの基礎知識

一度は、聞いたことがあるサワガニ。小さくてかわいいカニです。民話のさるかに合戦でもお馴染みです。そんなサワガニの詳しい生態や習慣などを知らない方もいるでしょう。ここでは基本となる知識を紹介していきます。では、見ていきましょう。

サワガニの生態

エビ目カニ下目サワガニ科に属するカニです。カニの中でも体は小さく2~3センチ、脚を含めても7センチ程度の大きさにしか成長しません。活動している時期は春から秋。冬は水辺の岩の陰に隠れて冬眠しています。

また、体の色はこげ茶色から青っぽい色と様々です。これは、棲んでいる地区によって体の色が変わってきます。甲羅には毛が生えておらず、ゴツゴツ感はありません。つるつると滑らかな甲羅が特徴です。

サワガニの生育地と分布

春から夏の初めに交尾をし、メスのお腹に直径2ミリくらいの卵を何十個と抱えて育てます。子供は孵化しても少しの間、母親のお腹ですごします。他のカニと違い海に出ることはないのです。分布ですが、上は青森から下は沖縄まで棲んでいる事が分かっています。残全ながら、北海道に棲んでいません

サワガニの習慣と食性

サワガニは夜行性なので昼間は基本的に岩や石の下に隠れています。ですが、雨が降っている時は昼間でも活動をする事があります。食性は雑食性で海藻類、水の中にいる生き物、カタツムリ、ミミズなどなんでも食べます。

サワガニってどんなカニ?

生態や、習慣などわかりました。ここからは、もう少し掘り下げてみていきましょう。このカニはスゴク身近に感じる事のできる生き物です。どの場所で見る事ができるのか、どういった所に多いのか見ていきましょう。

日本の固有種

サワガニは日本の河川にしか棲んでいない日本固有種の生き物です。棲んでいる地区は上の分布で紹介した通り北海道以外の日本全域、種子島や屋久島などです。日本以外にも棲んでいそうなサワガニですが海外にはいません。こう聞くとスゴク身近な生き物です。

日本で唯一の淡水カニ

カニと言ったら海に棲んでいるイメージがあります。有名なタカアシガニや毛ガニなんかは海に棲んでいます。ですが、サワガニは別です。日本で見る事のできるカニの中で淡水に棲んでいて海にいかない唯一のカニがサワガニです。

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