サワガニはずっと水の中で生活をする生物ではありません。水深が2~3センチの場所と地面になる部分を作ってあげましょう。また、地面と一緒に隠れる事ができる所も一緒に作るようにします。作った地面に大きめの石を置いておくといいです。
水は重要なポイントです
長生きさせるのに一番大切なのが水です。サワガニは水が綺麗な場所でなければ生きていけません。水道水を使う場合塩素とカルキが入っていますので、必ず塩素とカルキを抜くようにして下さい。バケツに水を入れ1~2日程度、日光に当てておけば抜くことができます。ミネラルウォーターを使うのも一つの手です。
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サワガニの飼育におすすめなアイテムを紹介
どの生き物を飼育するためには道具が必要になります。ここでは、サワガニの飼育に必要でおすすめの道具、水槽やサワガニの隠れ家になるもの、エサを紹介していきます。ぜひ、参考にして下さい。
グラステリアムス450水槽 フレームレス水槽 奥行スリム
グラステアリムスこだわりの透明感にこだわった水槽。どこに置いても綺麗にみえます。ガラスが綺麗なので、サワガニを飼育する時に必要な水質も目で見て分かります。数ある中の水槽で一番おすすめです。
UEETEK 水族館の人工樹木の飾り
この人工樹木の飾りは水質に影響をもたらすことが無い作りになっています。ですので、水汚れを気にしないで使う事ができます。水の中に入たり、作った陸地に置いても使えます。また、隠れ家としても使う事ができます。
コメット ザリガニ・カニのごはん 納豆菌 沈下性
納豆菌の効果で消化や吸収を助けてくれる事により、老廃物の分解が向上します。ですので、水汚れを和らげてくれます。また、ビタミンやミネラルも豊富に入っている栄養バランスがいいエサです。これだけで飼育する事も可能です。
サワガニの育成のポイントと注意点
ここでは長生きさせるポイントや水槽に入れる水の温度、温度管理の必要性、水槽の手入れの頻度、他のサワガニと分けて飼育した方がいい時期と飼育する時にポイントとなる点を紹介していきます。
長生きさせるポイント
寿命は長くて十年くらいと言われています。長生きさせる為に重要な事はエサです。同じエサをずっとあげるのではなく、バランスよくいろいろなエサの種類をあげるのがポイントです。栄養が偏らないようにしましょう。
温度管理が大切
サワガニは暑さに弱い生物です。ですので、温度管理も飼う時に重要になってきます。特に夏は要注意です。知らず知らずのうちに水の温度が上がってしまい、死んでしまう事があります。水の適切な温度は28度前後です。
水槽の手入れ方法
毎日、水を換えればいいと言うわけではありません。水以外にも汚れは付いてしまいます。ですので、水そうは2日に1回手入れをするようにします。きれいな水にするのはもちろん水槽全体も洗います。水そうも綺麗にしないとサワガニのストレスになってしまい、長生きできなくなってしまいます。
脱皮の後には注意を
脱皮した後は体が柔らかいので触ったり持ったりしないように注意してください。また、脱皮直後は共食いをして食べられてしまう事があります。ですので、脱皮した直後は別の水槽にいれましましょう。
サワガニと一緒に育てる事ができる生き物
他の生き物も一緒に育てたいと思った人もいるでしょう。一緒に育てる事ができる生き物はグッピーやメダカ、ネオテトラなどが育てる事ができます。比較的、穏やかな生き物を選ぶようにしましょう。
サワガニは食べられる?寄生虫は大丈夫?
小さく他のカニと違い身が少ないので食べる事ができないと思っている人も多いでしょう。実は、食べる事ができます。ここからは美味しく食べるための調理の仕方や食べる時の注意点を紹介していきます。
お店で見かける素揚げ
お店でもサワガニを出している所があります。しっかりと処理をした状態で調理してあるので美味しく食べることができます。素揚げや唐揚げにして出しているお店が多いです。調理方法も簡単なので紹介します。
簡単調理法
唐揚げにするのが一番簡単な調理方法で美味しいです。調理する時は必ず水で汚れを洗い流します。洗い終わったら水気をとります。水気を取ったら市販の唐揚げ粉を付けて、しっかりと火を通します。火が完全に通ってカリッと揚がれば出来上がりです。
生食は寄生虫に注意
サワガニには寄生虫がいるので生食は危険です。食べる時は必ず十分な加熱をしてから食べて下さい。生で食べると寄生虫が原因で感染症を引き起こしてしまうことがあります。ですので、十分な加熱をして食べるようにして下さい。
日本のかわいい固有種のサワガニを飼育してみよう
サワガニは小さくて可愛く、しっかりと育てれば長生きをしてくれる生き物です。繁殖をさせて子供を見る楽しみもできます。この機会に飼ってみてはいかがでしょうか。この記事を読んで魅力が伝わり飼育してみようと思ってもらえたら幸いです。