ブダイには毒がある?ブダイの特徴や刺身以外の美味しい食べ方を公開中

産卵期になるとメスが多く集まり、直径約0.6mm程の卵を産みます。水温25℃前後で卵は1日以内に孵化し、ブダイの赤ちゃんが生まれてきます。生まれてすぐのブダイは全長1.6mm程の大きさです。

1匹のオスを中心にハーレムを作る

1匹のオスを中心に数匹のメスでハーレムを作ります。オスが死んだりいなくなったりすると、1番体の大きいメスが性転換を行い、約3週間程かけてオスになります。そうすることで、ハーレムを維持し効率よく子孫を残していきます。

ブダイの釣り方

ブダイは雑食性で色々な餌で釣ることができます。一般的に夏場はカニなどの甲殻類(それ以外の餌でも釣れます)で冬は海藻類で釣ることが主流です。ここでは夏と冬のブダイの釣り方と仕掛けを紹介していきます。

夏はカニ餌で投げ釣り

夏場はイソガニなどを主食とする為、カニ餌で釣ることをお勧めします。カニ餌ではウキなしの「ぶっこみ釣り」で釣ります。用意するのは3号ほどの磯竿、中型のスピニングリール、道糸ナイロン4号、幹糸フロロカーボン8号、ハリスフロロカーボン6号、グレバリ12号、オモリ20号です。幹糸にハリスを20cm間隔で日本繋いで釣ります。

冬はブダイウキとハバノリでウキ釣り

冬はハバノリを餌にしてブダイウキを使ってブダイ釣りを行います。用意するのは、3号ほどの磯竿、中型のスピニングリール、道糸ナイロン4号、ブダイウキ60〜80cm、松葉テンビン、ハリスフロロカーボン3号、ブダイバリ10号です。ウキを使用するのでウキ止めも忘れずに用意しましょう。ハリにハバノリをつけて釣ります。

ブダイってどんな味がするの?

ブダイは白身の魚でとても弾力のある食感が特徴の魚です。料理方法も沢山あり、釣って良し食べて良しの魚です。時期によって食べる餌がかわるため、ブダイ自体の味もかわります。そこにだけ注意して美味しく食べましょう。

暖かい時期は磯臭い

雑食性のため、夏場の海水が温かい時期はカニやエビなどの甲殻類を食べます。そのため、どうしても身が磯臭く、夏の時期にブダイを食べるのはあまりお勧めしません。食べる時期は冬場がお勧めです。

寒い時期になると脂がのる

冬場の海水が冷たくなる時期になると脂がのり、夏場の餌であった甲殻類から海藻類を食べるようになるため、磯臭さが無くなり非常に美味しくなります。冬場のブダイは「寒ブダイ」と呼ばれ人気があります。

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