フナ釣りはウキ釣りの仕掛けで行われることが多くみられます。最近では仕掛けセットも売っているのでそちらも便利です。自分で用意する場合は、道糸1.5号、小型の棒ウキがおすすめです。浮力に合わせたガン玉も用意しておくと良いでしょう。
フナを飼うには?フナの飼育方法
ここまでフナの生態や釣り方などを紹介してきましたが、そんなフナを自宅で飼育したい場合に必要なことは何でしょうか。詳しくみていきましょう。
- 水槽:60cm水槽がおすすめ。ただし、ギンブナなどの大きくなる種類のフナを飼育する場合は90cm~1m以上の水槽を用意するほうと良いでしょう。底に砂利をしくと喜びます。
- エアーポンプ:複数匹の飼育をする場合や夏場には必要になります。ただし上部フィルターなどの水流で酸素が取り入れられる場合には必要ありません。
- ろ過装置:上部フィルタータイプが一般的です。金魚を飼育する際のものと同じようなもので十分です。
- 餌:フナは雑食のため基本的に何でも食べます。なので人工飼料でも十分です。もし人工飼料を好まない場合は釣りの時に使う餌などを利用して徐々に慣らしてあげましょう。
ペットショップやホームセンターなどに売っている「金魚用飼育セット」などを利用することでいろいろ揃える必要もなく育てられるかと思います。初めて買うのに何を用意するか迷ってしまう場合はそちらも便利です。
おまけ:フナを美味しく頂くレシピ
おまけになりますが、フナを食べてみたい方必見!お家でできる簡単で美味しく食べられるフナを使った料理のおすすめレシピを紹介します。※釣ってきたフナの場合寄生虫がいる可能性があります。生食は絶対にやめてください。
<冬のあったかスープご飯岡山のフナ飯の作り方>
- フナ(ミンチ)200g
- ごぼう 中サイズ1本
- 里芋 中サイズ6~8個
- 人参 中サイズ1/4本
- 大根 中サイズ5Cm
- 油揚げ 1/2枚
- 春菊 お好みで好きなだけ
- サラダ油 大さじ1
- 醤油 大さじ2強
- 水 700ml
- ごはん 人数分
- 材料を用意します。フナミンチが手に入らない場合は小さい舌平目の頭を取ってフードプロセッサーでミンチにします。
- 下準備。ごぼうはささがきにして水に浸します。人参、大根はいちょう切りにし里芋は皮をむいて乱切り。油揚げは2cm角に切っておきます。
- 鍋を中火にかけ、サラダ油をひいて1のミンチをぽろぽろになるまで炒めます。
- 3に切っておいた野菜と油揚げを入れ炒めます。火が通ったら水を加えてさらに煮込みます。
- あくを取りながら煮込み続け、里芋が柔らかくなったら醤油で味付けし軽く煮込んで火を消します。
ご飯を器によそり、5のスープをかけて春菊をお好みで載せて出来上がり。
(引用:クックパッド:冬のあったかスープdeご飯★岡山のふな飯より)
<フナのみそ昆布巻き>
- フナ 100~150gぐらいの2尾
- 野菜昆布 45cmくらいを2本
- れんこん 200g
- ごぼう 200g
- こんにゃく 板1こ
- 大根 400g
- みそ 50g
- 醤油 大さじ2
- 砂糖 大さじ3
- 黒砂糖 大さじ2
- お酢 大さじ2
- 出汁 1000cc
- しょうが 1かけ
- みりん 少々
- フナは内臓を出して鱗を取って酢水で良く洗う。頭はとっても取らなくても良い。(よく煮込むと柔らかくなるので)
- 1を水につけて柔らかくした野菜昆布でぐるぐるにまく。かんぴょうで結ぶか、楊枝を使って止める
- 野菜の皮をむいて乱切り、こんにゃくは適当に切り、鍋に入れ2のぐるぐるフナを乗せる
- 出汁、砂糖、黒砂糖、お酢で溶いたみそを鍋に入れひたすら煮込む。5時間ほど煮込むも骨までは完全に柔らかくなりません。(圧力なべで煮ればよいのです)
- 柔らかくなってきたところでみりん、しょうゆを加え水分がなくなってきたら水を足して焦がさないようにすること
- 昆布巻きを適当な大きさに切り、野菜と一緒に盛り付けて完成
※本格的には八丁味噌や水あめがたを入れて弱火でひたすら煮込むそうです。
(引用:クックパッド:鮒の味噌昆布巻きより)
フナってどういう魚?まとめ
フナの特徴や飼育方法をご紹介してきましたがいかがでしたか?私たち日本人にとって童謡にも出てくるくらい馴染み深いフナという魚でしたが、知らなかったことも多いのではないでしょうか。釣れるフナの種類や旬の時期、仕掛けなどを生かして楽しくフナ釣りしたいですね。
その自分の手で釣ったフナを美味しく頂けたらさらに最高ですね。フナ釣りへ行く際は今回の記事を少しでも思い出していただけたら幸いです。最後までお読みいただきありがとうございます。素敵な釣り人ライフを過ごしましょう。