そもそもバチ抜けとは?その時期やタイミングを知ってシーバスを爆釣!

シーバスを釣る絶好の機会、それはバチ抜けの時期に他なりません。でも、バチ抜けって何なの?と不思議に思っている方も多いことでしょう。そこで、初めにバチ抜けという言葉の意味、更にその時期やタイミングをご紹介します。バチ抜けという時に釣る上での留意点なども解説しています。

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これまでバイクの記事なども書いた経験がありますが、釣りは奥が深いので、楽しく勉強しながら書いています。

一体「バチ抜け」って何?

シーバス釣りの絶好の機会を提供してくれるのが「バチ抜け」です。さて、その「バチ抜け」ですが、「バチ」も「バチ抜け」も釣り人の間で流通している「釣り用語」です。

それも、かなり通向けの釣り用語のです。スマホの釣り用語辞典の類には出ていませんからね。そこで、この「バチ抜け」という言葉について丁寧に解説しようと思います。

バチとはゴカイやイソメの総称

釣り人が「バチ」と呼んでいるのはゴカイやイソメなどのにょろにょろした虫餌の総称で、環形動物門の多毛こうに入る動物の仲間です。細長い身体の前方に目や口があり、身体の側面には肉質で出来た足がたくさん突き出しています。

また表面から触糸や剛毛が出ていて、これらを使って水底を這って移動したり、水中を遊泳することができます。

バチ抜けとはゴカイやイソメの産卵

バチ抜けとはゴカイやイソメなど多毛類の虫たちが卵を産むことです。この産卵の時にはゴカイたちは普段は身を潜めている川底や海底から水面近くに浮上してきて泳ぎまわります。

このゴカイたちを狙って水面の上からはカモメなどの鳥たちが集まってきて「鳥山」ができることもあります。また水中からは魚たちが絶好の餌漁りにうようよ集まります。

イソメについてはこちらの記事も参考にしてみてください。

バチ抜けする時期

バチ抜けとは先にお話した通りゴカイやイソメなど多毛類の餌虫たちが産卵のために水底の泥の中から水中に抜け出てくることです。なぜ水中に出て来るかというと、水中で相手と出会って生殖するためです。

バチはこの時期に表層ばかりでなく水底から水面までの全範囲にいる可能性があります。とにかくこの産卵の時期をよく見極めることが大切です。

この時期のバチの出方はたいへんな数になります。たいへんな数のバチたちが水中にうようよ、うようよと漂って生殖の機会を求めているのです。ちょうどこの時期、自身も産卵後で動きが鈍くなっているシーバスにとってはより取り見取りの絶好の餌になってくれます。

時期は1月から6月の間

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