そもそもバチ抜けとは?その時期やタイミングを知ってシーバスを爆釣!

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バチ抜け時のバチは必ずしも水面直下にいるわけではありません。一見水面からバチがいないように見える時でも底の方にいることもあるのです。そしてこのいわゆる「底バチ」を狙うシーバスも結構いることがあります。それに、水面直下にたくさんのバチが出ていても、シーバスの方がこれを狙わず、ここではサッパリかからないということも時として起こるものです。

こういう時にはあきらめずに、いろいろな水深を根気よく探ることです。それぞれの水深に合うルアーを用意して行っていろいろな深度を試してみることが必要です。また、底まで沈むようなルアーを使って、それをゆっくりと沈めて行き、また、引き上げるといったアクションでヒットすることもあります。

余計なアクションはしない

上に申し上げた通り、バチという生き物の動作は極めて緩慢で、水中を素早く泳ぐようなことは決してありません。流れに身を任せて移動しながらニョロニョロしているだけです。従ってルアーに余計なアクションをあたえることは禁物です。

ルアーがバチと異なる振る舞いをしていたら、シーバスを警戒させることになります。バチ抜け時のバス釣りでは、徹底してバチの動きを真似るのがよいのです。いっそ何も手を加えずにバチと同じくただ流れに任せるという手もあります。

バチ抜けの際に釣りやすい場所

バチ抜けの時にシーバスが釣れやすい場所というのはどんなところでしょうか?先ず、バチが多く抜け出ているところで、それは海水と淡水が入り混じった汽水域、すなわち運河の河口などが挙げられます。また、ただバチが多くいるだけではなく、それを狙うシーバスがたくさん集まっているところでもある、という条件を満たす必要があるでしょう。

明かりがある場所

バチには細長い身体の先端にちゃんと目と口があります。それでバチは目がみえますから明るい所を好むという習性があります。流れが緩くてしかも明るいところと言えば、たとえば運河の出口あたりで、街灯がたくさんあり水面を明るく照らしているところなどが考えられます。こんなところにはバチがうようよと集まって潮の流れに身を任せています。

バチが流れてくる場所

さて、明るい所が好きなバチとは逆にシーバスの方は基本的には暗い所が好きなのです。そこで、シーバスは明るい所に集まったバチが流れてくる、明暗の境目あたりでバチを待ち受けています。またバチ抜けの時期はシーバス自身も産卵の直後で体力を消耗しているので、自分からバチに向かって行かずバチが流れて来る所で口を開けて待っています。

バチ抜け時におすすめのタックル

バチ抜け時はシーバスにとってはいともたやすくお好みの餌がいただける、ありがたい時期なので、シーバスは気楽に構えてバチが流れて来るのを待っています。つまり、あまりガツガツしていないので、ちょっと当りを見せても直ぐに食いついて来ない傾向があります。だから、小さな当りも敏感にとらえるようなタックルが必要になります。

柔らかいロッド

 

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上に申し上げたように、小さな当りも敏感にとらえて食いつかせるよ度の良いロッドが必要です。竿の先(ティップ)が柔らかく作られているものが良いので、ティップが中空でなく詰まっているソリッドティップのロッドをおすすめします。画像でご紹介するのはメジャークラフト製のソリッドティップロッド、弁慶で価格は¥10,675です。

ローギアのリール

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バチの動きは緩慢で、ほとんど流れに身を任せてゆらゆらと漂ってきます。バチ抜け時の釣りでは、このバチの動きに合わせてゆっくりと巻くことが基本的になります。リールとしては遅巻き用のローギアのリールをおすすめします。画像でご紹介するのはシマノ製、アリビオ 2500 3号、価格は¥3,095です。典型的なローギアリールです。

PEライン

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ラインはPEラインがおすすめです。PEラインは強度が強く伸びが少ないので繊細な当りも鋭敏にキャッチできます。画像でご紹介するのはAshconfish PEラインです。太さは0.4, 0.6, 0.8, 1, 1.2, 1.5, 2, 2.5, 3, 3.5, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10号が揃っています。

バチ抜け時におすすめのルアー

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バチ抜け時のシーバス釣りには、やはりその場合に特化したワームやルアーを使う必要があります。不適合なルアーやワームを使ったら折角のシーバス釣りの好機を逃して、まったく釣れないといった破目になることもあります。バチ抜け専用のワームもルアーも、いろいろなものが市販されていますが、ここでは専用のルアーを3種ご紹介しましょう。

ペンシルベイトアルデンテ

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アムズデザイン ミノー ペンシルベイト アルデンテ S  という商品です。飛びがよく、着水した後早く浮き上がるのが特長なので、バチ抜け時に必要な素早い攻略に適しています。表層での動きが良いのでシーバスが水面に注意を向けている時に有用です。サイズ:70mm、重量:4g、カラー:ゴールデンマンゴー、価格:¥1,620です。

ジャクソン にょろにょろ

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一見奇妙なにょろにょろ形に見えますが、実はまことに役に立つ代物です。飛びが良いので広範囲のサーチができ、サイズもいろいろあるので、いろいろな深度で使えます。画像の商品は、ジャクソン ペンシルベイト にょろにょろ、サイズ:85mm, 重量:7g, カラー:マットライムチャートMLC, 価格:¥1,296 です。

月歩77

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3つの部分が結合されているジョイント型のルアーです。このため身をくねらせて泳ぐようなアクションができ、シーバスにアピールします。このアクションを与えるように巻くのが基本的な使い方です。画像でご紹介する商品は、ハルシオン システム ミノー 月歩77で、サイズ:77mm、重量:6.2g、カラー:、価格:¥1,998 です。

バチ抜けの最強ルアーに関する記事はこちら。

バチ抜けのタイミングを知ってシーバスを大量にゲットしよう

バチ抜けの時は、うまくタイミングを合わせて、更にポイントも押さえれば、初心者でも面白いほどシーバスが大量に釣れる絶好のチャンスです。そのタイミングについても、大潮から中潮の潮が引き始める時、などいろいろ微妙な条件があります。ベテランの釣り人から情報を仕入れたり、自らポイントに出向いてみるなどして、大漁を狙いましょう。

シーバス大漁のチャンス、バチ抜けの時期を徹底して活かしましょう!

バチ抜けとは、ゴカイやイソメなどの餌虫(バチ)が、産卵のために水底の泥や砂の中から抜け出して表層に上がってくることです。この大量に出てくるバチは、シーバスの格好の餌になるので、シーバスもバチを狙って押し寄せてきますから、釣り人にとってはまさにシーバス大漁のチャンスです。

このバチ抜けの時期はいつ頃か、その時のシーバスの狙い方、バチ抜け時の基本的な釣り方、釣りやすい場所、バチ抜け時に適当なロッド、リール、ライン、またバチ抜け時用のルアーなどをご紹介しました。これらの情報をおさえて、この大チャンスを大いに活かして下さい。

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