イソメとは?付け方や保存方法と相性のいい釣りもご紹介!

イソメは釣りエサの大定番ともいえるほど広く知られた生き物です。どんな釣りにも使用することができ、そしてどんな魚も狙うことができるという万能なエサとして親しまれています。この記事では生態や種類をはじめ、保存方法や付け方、相性の良い釣り方まで実用的なことまでご紹介していきます。興味を持っていただけたら幸いです。ぜひ最後までご覧になってください!

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炭酸と申します。趣味は絵を描くことで、キャラクターをよく描いてます。よろしくお願いします。
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イソメとは

多足類のような見た目をしていて海辺や砂浜など海水の近くに生息する生き物です。色は青っぽかったり赤っぽかったり種類によって違いがあります。どんな使われ方をするのか、何の仲間なのか、などを見ていきましょう。

イソメはミミズの仲間

多毛類イソメ目に含まれる環形動物で、環形動物は陸にも水中にも生息していて、例を挙げるとミミズやヒルなどがいます。体節が多いためムカデに見た目は似ていますが、ムカデは節足動物のため全く違う種類です。体は細長く、体長はピンキリで最大1mにもなりますが、5~20cmのサイズが多いです。

主に釣りのエサとして使用する

臭いや色、そして動き方などの特徴が魚を誘うのに最適なため釣りのエサになります。その性能はとても優秀で初心者から熟練者まで多くの釣り人に使われています。

イソメに別名はある?

細かく見たときにいくつか別名のある種が存在します。具体的には青イソメのことを青虫、本虫のことをマムシと呼ぶことがあります。釣具店ではこの別称が表記されている場合もあるため覚えておくといいです。

イソメの中でも大型の種

多くの種類が確認されてる中でも他とは比べ物にならないほど大きくなる種も存在します。釣りのエサとしては使用されませんが少しでも興味を持って頂けるようご紹介します。

1m越えの大型?

一般的に知られている種は十数センチが多いですが、オニイソメという種は例外でほとんどの個体が1mを超える大きさになり、中には最大でも3mを超えるものもいるそうです。雑食性で、鋭利な歯をもっているため獲物を襲い捕食したりもします。世界中の暖かい海に生息しています。

イソメの魅力

驚くような特殊な性質をもっていて、それは生き物として興味を惹かれるようなものであり、釣りのエサとして見たときには最適と言えるようなそんなすごい性質があります。これを知ることでどうして優れているか、などが見えてくるかと思います。

体がちぎれても生きる

ミミズの仲間というだけあって驚異の生命力を持ち、ち切ったり針を刺しても簡単には死なずに生き続けます。また再生機能があり、身体が切れても数日で再生してしまうほど高い生命力を持っているのです。

水がなくても生きる

強い生命力は耐久性や再生能力だけではなく、環境対応能力の高さにもあります。天然ものは岩や石が多い海辺で海水の浸みた砂の中に生息しているため、それに近い状況を作ってあげれば水がなくても長く生き続けることができます。

入手がしやすい

海水に浸かってなくても生きることからパックなどにいれたままで取引ができるため、釣具店の自動販売機で24時間入手可能だったり、通販で買うことも可能です。ですが、それらは鮮度が落ちている可能性もあるため、新鮮の良いモノを入手するには釣具店で直接購入したり、海辺で自力で入手することもできます。

イソメの種類

7000種以上が確認されていて未だに発見されていないものもあるといわれています。それぞれ違った性質や良さがあるのでメリットを把握し用途別で使い分けができると釣りがより楽しく簡単になるかと思います。

丈夫な青イソメ

釣りエサとしての大定番の種類で、色は青緑のような暗い色をしています。活力が高く獲物に動きでアピールをします。赤イソメよりも身が丈夫なので遠くに投げる場合などには青イソが良いです。

色と臭いが強い赤イソメ

体の色が赤っぽく強いにおいを持っているという特徴があります。ただし身が柔らかく簡単にちぎれてしまうという欠点があるため、つけるときは注意が必要です。

夜に使える袋イソメ

この種は水の中で光るという特徴を持っているので夜に最適なため夜釣りでよく使われます。身は柔らかいため遠くへ投げるのには向いていません。

イソメで狙える魚

イソメ釣りではとても多くの種類の魚を狙うことができます。使用する種類によって時間帯や狙える魚も変わってくるため詳しくご紹介していきます。

どんな魚にも使用できる

名前を知っているような魚はどんな魚でも狙うことができます。使う種類によって効果を十分発揮できる時間帯や魚はある場合もあるので覚えておくといいかと思います。

イソメで狙える魚:キス

キス釣りには青イソメが良く使用されます。日の出ている間が狙い目で、針が隠れるような付け方をします。いきなり遠くに投げず近くから探っていき、キスはまとまって行動するため一度釣れたらまた同じ場所で続けるとよく釣ることができます。

イソメで狙える魚:ヒラメ

30cmまでのヒラメは虫も食べるためイソメでも狙うことができます。臭いの強い本虫と青イソメを使い魚を誘います。数匹を一つの張りにつけ大きく見せる房掛けという方法を使用します。

イソメで狙える魚:メバル

この魚は青イソメを使い狙うことができます。ちょんがけで10cm未満の長さで付けます。夜は警戒心が低くなるためよくかかりますが、昼にやる場合は少しコマセを撒いた方がいいです。

イソメで狙える魚:アジ 

アジは青イソメを好んで食するためアジ釣りではよく使用されます。サビキ仕掛けは本来コマセだけで魚を誘う仕掛けですが、細かくしたイソメを針につけることで掛かりやすくなります。

イソメの付け方

狙う魚によって付け方が違ってくるので知っていた方が良い部分です。それぞれのつけ方に持ち味があり、一度覚えてしまえば実際に使うことができるので、しっかり覚えておくと使い分けができるようになります。

動きがいいちょん掛け

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