まずはSOTOについて知ろう
如何に界隈の中では有名なブランドであるといっても、ご存じない方も少なからずいらっしゃる可能性は否定できません。ということですのでまずは、SOTOというのがどんなブランドなのか、どういった特徴を持っているアイテムを取り扱っているのかなどをご紹介しましょう。
SOTOってどんなブランド?
SOTOというのは、1978年に設立した新富士バーナー株式会社のもつアウトドアブランドです。設立してから14年後となる1992年に立ち上がったブランドであり、今回メインでご紹介するランタンの他、バーナーなどの火を取り扱うアイテム、ダッチオーブンなどの調理用の器具も扱っているのです。
国内のみならず海外でもSOTO製の製品がアメリカやイギリスなどのアウトドア系の専門雑誌でご紹介され賞も受賞しているほどで、人気が国内外関係なく高いということがお分かりいただけるでしょう。だからといってごく一部のレベルの高い方向けブランドというわけでもなく、上級者でもビギナーでもアイテムを扱えます。
誰にでも扱えるアイテムがラインナップ
前述しました通り、SOTO製のアイテムには経験を積んできた上級レベルの実力を持っている方だけでなく、まだキャンプをやり始めたばかりの方や実践したことのないというような初心者の方でも扱えるようなアイテムがラインナップされています。ですので、幅広いユーザーから人気を得ているのです。
SOTOのランタンが注目されている理由
SOTOがどんなブランドなのかについて簡単にいくつかご紹介しました。しかしアウトドアメーカーとしてランタンを製作しているのはSOTO以外にも存在しています。そんな中でどうしてガスバーナー制作で有名なSOTOのランタンが注目され、選ばれているのでしょうか。次は注目の理由についてみていきます。
虫を寄せ付けず快適
まず魅力の1つとして、暖かい、もしくは暑い時期に活発になる虫を寄せ付けない機構が備わっているモデルがあるということです。暗い夜間に明るい光を放つものがあれば虫は自然にそこへと集まってくるので不快に思われる方が多いですが、光の色を工夫することで虫を集めないようになっているのです。
コンパクトさも重視
キャンプとなればたくさんのアイテムを持っていく必要があるでしょう。その中にあって夜の間は暗いため当然ながら光源となるものが必要となり、ランタンが必須のアイテムになります。できれば必須のアイテムはコンパクトにして持っていきたいところ。SOTOのランタンは持ち運びやすさも重視されているのです。
リーズナブルな価格
そしておそらく最もありがたいのが価格がリーズナブルであるということです。前述しました通りSOTOのランタンは虫が近づかないような工夫やコンパクトさ、耐久力を備え品質が高いながら大体がお求めやすい価格となっているので、コストパフォーマンスが高く手が出しやすいというのも魅力なのです。
ランタンはどう選ぶ?
ランタンと一口に言っても、実は種類はいろいろとあります。初心者の方にはそれらの特徴、違いが分からずどれを選ぶべきなのかは分かりにくいと思われますので、ここで基本的なランタンの選び方についてご紹介しますので覚えておきましょう。
LEDかガスかガソリンか
大きく分けてランタンにはLEDランタン、ガスランタン、ガソリンランタンの3種類があります。LEDランタンは電気で使用できソーラー充電も可能なモデルがあり、ガスランタンはガスを使ってマントルを燃やして明りとします。そしてガソリンランタンは名前通りガソリンを使い、最も明るくなります。
それぞれの特徴で選ぶ
まずLEDランタンは他2つと違って燃料となるものは電気なのでどんな場所でも使用できます。ただし明るさは最も小さめです。ガスランタンはLEDより明るくかつリーズナブルですが、テントの中は危険なので使えません。ガソリンランタンは価格こそ一番高いですが明るさも最もあるという特徴があります。
虫の寄りにくいランタン ST-233
SOTOがどんなブランドなのかや今回の記事でご紹介するランタンが注目されている理由などをご紹介しました。それではここからは、本題であるSOTO製のランタンでおすすめのモデルについてそれぞれで特徴的なところや魅力などを掘り下げてご紹介していきます。
スペック
まず1点目にご紹介するのは「ST-233」というランタンです。サイズは13.6×高さ37.5cm、収納した時には高さが22.5㎝になり重量が本体だけで1.3キロで明るさは660ルクスです。使用可能な時間は約3時間ほど、点火は圧電点火式で付属品としてマントルが1枚付いています。
虫を寄せ付けない色の明り
このST233が最も特徴としているのは、虫を寄せ付けないということです。大抵夜になってから虫が集まってくるのは白や黄色の光なのですが、このモデルは本体の光源の周りにハーフストライプホイヤというものを使用することでオレンジ色の光を生み出します。この色は虫が集まらない色なので、結果虫を寄せ付けないのです。
蚊取り用のマットを使える
ST233には蚊とリフレクターという機構が付いており、付属ではありませんが市販されている蚊取り用のマットを取り付けられるようになっています。円筒の金属の部分にマットをひっかけられる場所があり、一番虫の集まりやすい場所に付けることで徹底的に虫を近づけさせないようにすることを可能としています。