おすすめはケリーケトルを使いこなすこと
頑張って作れば自作も出来ないことは無さそうですが、その労力を掛けて作る価値があるかは不透明です。お湯を沸かす速さや、ケトル自身の耐久性などは簡単に真似できるものではありません。おそらく何度も作り直すことになると思われます。そうであれば、多少値が張っても長く使える一品を選ぶべきでしょう。
ケリーケトルは類似品が多い?
100年以上の歴史を誇るケリーケトル。その間にこのような便利なアイテムが真似されない訳がありません。同じような構造、原理でお湯を沸かしたり料理したり出来る類似品はケリーケトル以外にも販売されているのでしょうか。ケリーケトル以外の商品にも触れてみましょう。
類似品ではなく競合商品
同じような構造、原理でケリーケトル以外の商品はいくつか販売されています。しかしそれらは、単なる類似品として片付けることは出来ないオリジナリティがあり、立派にケリーケトルと並ぶ競合商品となっています。そのいくつかをご紹介していきます。
ギリーケトル(GHILLIE KETTLE)
ケリーケトルの名称違いではなく、イギリスのギリーケトル社が開発したアウトドア用ヤカンです。歴史も古く、1920年代にはこの構造、原理のヤカンを量産していた老舗メーカーです。素材としてアルミの他にシルバーを使ったり、お湯が沸騰すると、キャップについているホイッスルから音が鳴って知らせてくれるのが特徴です。
ギリーケトル0.5L MAVERICK
本体サイズ/高さ24cm×幅16.3cm、ベースサイズ/高さ8.7cm×幅18.0cm、水の容量/0.5L、素材/アルミニウム・アルミニウム硬質アルマイト加工・シルバー
ギリーケトル1.0L EXPLORER
本体サイズ/高さ27cm×幅14.0cm、ベースサイズ/高さ8.7cm×幅18.0cm、水の容量/1.0L、素材/アルミニウム・アルミニウム硬質アルマイト加工・シルバー
ギリーケトル1.5L ADVENTURER
本体サイズ/高さ32cm×幅16.3cm、ベースサイズ/高さ8.7cm×幅18.0cm、水の容量/1.5L、素材/アルミニウム・アルミニウム硬質アルマイト加工・シルバー
PETROMAX(ペトロマックス)ファイヤーケトル
ペトロマックスは100年以上の歴史を誇る、ドイツの灯油ランタンメーカーです。現在では灯油ランタン以外にも様々なキャンプ用品を展開しており、ケリーケトルと同様の構造、原理のヤカンを販売しています。ファイヤーベースが地面と接触しないように脚がついているのが特徴的です。
ファイヤーケトルFK1
本体サイズ/高さ38cm×セット時最大径φ20cm、水の容量/0.5L、重量/615g、素材/アルミニウム
ファイヤーケトルFK2
本体サイズ/高さ45cm×セット時最大径φ20cm、水の容量/1.2L、重量/1030g、素材/アルミニウム
【LABOUR AND WAIT】H340 STORM KETTLE
こちらもアイルランドで100年以上前開発され、1970年代にアウトドア愛好家に広まったヤカンです。現在はイギリス・ロンドンの雑貨店LABOUR AND WAITが取扱をしている商品です。デザイン性に富んでいて、キャップがコルク製であったり、チェーンが真鍮色であったりオシャレに仕上がっています。
H340 STORM KETTLE
本体サイズ/高さ35.5cm(収納時は30.5cm)×幅16.5cm、水の容量/1.5L、素材/アルミニウム