木や柱などを結ぶ基本的な方法で、タープやテントを張るときにも役に立つ結び方です。ロープでは少し硬く感じますが、結び目を上下することで調節ができるので、結び目を2回作るので丈夫に結ぶことができます。また、単純な結び方なので解くときも簡単にできます。
- 木などに端部分を1回巻き、輪に端部分を通します
- もう一度輪をさらに作り、端部分を通します
- 元側と端部分をそれぞれ引っ張り締めます
巻き結び
昔から船舶関連で良く使われる結び方ですが、束ねたものが崩れにくい結び方で、木などに巻き結びをしつなげで棚なども作れたりします。基本的に結びかたも簡単で、解くのも簡単ですがしっかりと結び束ねることができます。
- 輪を2こ作ります
- 右の輪を左輪の上に重ねて、木などに通す
- ロープの両端を引っ張り締めます
ひとつえつぎ結び
ロープの長さが足りなくなってしまったり、切れてしまった時に2本のロープを繋ぎ合わせる結び方です。種類の違う紐や太さが違うものでもしっかりと繋ぎ結べる為、覚えておくことで役に立ちます。
- 新しいロープの端を曲げ、元のロープを下から通す
- 新しいロープの端を曲げた部分を、元ロープでくるむように巻き元ロープにできた穴に通す
- 両端を引っ張り締めます
ステップ2:S字フックとチェーンを取り付けて完成
本体部分の3脚をロープで束ねたら、チェーンの両端にSじフックを付け束ねた上部分にチェーンを引っ掛ける用にして完成です。使用する際は、もう1つのS字フックで高さ調節をし止めておきましょう。
トライウッドポッドを使ってみる
現地での木材や流木などを使って、トライウッドポッドに差し込むだけで簡単にトライポッドが作れてしまう優れものです。ロープの扱いが苦手な人や、子供と作りたいなどのシーンで大活躍してくれるアイテムです。
トライウッドポッド(omusubi)
- サイズ:H20・W100・D92
- 素材:木材・ホワイトアッシュ
トライウッドポッドを作ってみよう
やっぱりオリジナルにこだわりたいと言う人は、トライウッドポッドも作ってしまいましょう。
材料
- 20cm前後の厚めの板(出来れば強度のあるもののほうが安心)1枚
- ロープ(30cmほど) 1本
- S字フック 1個
- ホールソーなどの穴あけの道具
作り方
- 厚めの木の板の形のこだわりたい場合は、お好みの三角形などの形を整えて下さい
- 板に穴を3つホールソーなどで開けていきますが、道具がない場合はホームセンターなどで相談してみましょう
- 3つ穴を開けたところから中心部分(板の真中)にループが通る大きさの穴を開けます
- ロープを通し上に出たロープを硬く結び穴から抜けないようにします
- 下に出ているロープ部分を、ふた結びなどの調節可能な結ぶ方でS字フックやお好みの引っ掛ける金具を結び完成
- 後は、現地で木を探して穴に差し込み、チェーンを付けて完成です
トライポッドの代表的な使用例
トライポットがあることで、様々な使い道の幅が広がります。ただの焚火ではなく焚火を仲間と囲みながら火の調節も簡単にでき、調理もみんなと会話しながらできたりします。トライポッドの一部の使用例をご紹介していきます。
ダッチオーブン
熱が伝わりやすいダッチオーブンは、下からの加熱だけでなく蓋の上にも炭などを置ける為全体に熱が伝わります。オーブンのような調理が可能なのでローストチキン・ピザ・パン・煮込みなどがおすすめの調理です。トライポッドにダッチオーブンを吊るして使います。
いなか鍋など各種鍋
情緒溢れるいなか鍋に憧れがある人も多いのではないでしょうか。囲炉裏などに吊るして調理しているシーンが印象的かもしれませんが、いなか鍋やその他の鍋もトライポッドに吊るして使用ができます。仲間達と体温まる鍋料理が一層楽しめます。
ランタン
トライポッドの使い道は調理だけではありません。キャンプなどで辺りが暗くなってきたら、月明かりと一緒にランタンを吊るすこともできます。ランタン用の高さに調節しなおすことも簡単にできますので、明かりの照らす範囲も調節ができる便利アイテムにもなってくれます。
実際に作って楽しんでみよう
オリジナルのトライポッドを実際に作って、いつもと違うワンランク上のキャンプライフにしてみませんか。DIY初心者でも簡単に作れるものばかりなので、材料もすぐに揃うものをご紹介しましたので、次のキャンプに向けてチャレンジしてみてください。