最近の子供はあまり「こっくりさん」をやりません。他にたくさんの娯楽がある中で、あえて昔の「遊び」をする必要はないからでしょう。ただ、「こっくりさん」をしなくなっただけで同じようなことをしていないわけでもないようです。海外の降霊術について紹介します。
ウィジャボード
ウィジャボードとは1890年代にアメリカで流行ったボードゲームの一つで、降霊術や占いゲームとして親しまれています。「こっくりさん」同様に文字が書かれた木の板に覗き窓のあるコマ(プランシェット)を使用します。近くにいる霊体に質問し答えてくれるのを待ちます。NGワードは神様のことや自分の命日、お金のありかについてだそうです。
チャーリーゲーム
メキシコで生まれたゲームです。上段に「YES」「NO」下段に「NO」「YES」と書かれたものを用意し、真ん中に鉛筆で十字をつくるようにして置きます。上の鉛筆が動いて「YES」か「NO」かを判断します。「Charile,Charile,Are You here?」と呼び掛けて反応を待ちます。
どちらも呪われます
どちらの遊びも呪われる危険性の高いゲームです。とくにチャーリーゲームは悪霊を呼びやすいとされています。ブラジルの小学校でチャーリーゲームで遊んでいた女子生徒が突然暴れ出し、大人数名が取り押さえなければならないほどの力だったそうです。教会は「悪魔と遊んではならない」としてチャーリーゲームをしないように注意喚起しています。
こっくりさんをするときは気をつけて
恐ろしい事件を引き起こすとしても不思議な体験をしてみたいならば、NG行動はとらないよう注意して自己責任でおこないましょう。ただ自己責任と言っても、呪いが本人だけにかかるわけでもないので、やはりそういったものには近づかないほうが良いでしょう。
不思議なことはなにも「こっくりさん」だけではありません。世界中にある不思議な話を集めるのもよいですね。レジャーゴーの記事の中には予言に関する記事もあるので、そちらもご覧ください。